7609 ダイトロン(東1) 2290円 +122円
第2四半期は上方修正しての着地に成功し、ついでに通期も上方修正しました。第2四半期は売上285→284億円(前期254億円)、営業益13.5→16.8億円(前期13.4億円)、経常14→17.3億円(前期13.8億円)、純益9.7→11.8億円(前期9.7億円)、一株純益87円→106円に上方修正して着地。これを受けて12月通期を上方修正。売上565→585億円(前期516億円)、営業益28→32億円(前期25億円)、経常28→32億円(前期25億円)、純益19→22億円(前期18億円)、一株純益171円→198円に修正。修正の理由として、同社の位置するエレクトロニクス業界は自動車電装化や産業用ロボット普及などの恩恵を受けて、電子部品や生産設備の需要が引き続き増加して好調だったと。セグメント状況は・・・・①国内販売→半導体や車載用電子部品の生産設備向けに、カメラレンズ照明の販売が好調で、半導体やロボット産業向けにはコネクタやハーネスなどの販売が好調。データセンター向けには大型無停電電源装置の販売が好調と。売上は11%増235億円でセグメント益13%減7.2億円。減益の理由は人件費上昇などで一般管理費が上昇したから。②国内製造→製造装置の装置事業は半導体FPD製造装置の販売好調で、電子部品製造装置の販売も好調。また部品事業も好調。総売上36%増の50億円で外部顧客への売上25%増の16億円で、セグメント益は2.8倍の7.1億円。製販一体型への転換で収益構造が強化できた恩恵が発露しています。③海外子会社→売上9%増32億円でセグメント益は15%減の2.6億円。④感想→卸商社分野は人件費上昇などで減益となっているものの、製販一体化して製造分野への進出が実を結び、卸分野の減益分を製造分野がリカバーして更におつりが出来て大幅増益に上方修正できたものと考えられます。文句なし合格点です。一株純資産は1467円。配当は50円予定。これで6月高値2774円を更新に向かうと考え、明日はこのまま強気買い開始とします。7/15(買い推奨再開・目標再設定)6/8(慎重な投資姿勢へ・ここから上は売り場探しも・目標修正)5/22(岩井コスモ投資判断引き上げ目標株価2950円・押し目買い)5/15(目標修正)5/14(目標修正)5/10(目標修正)5/9(スタートダッシュ成功第1四半期・上方修正期待浮上・セグメント状況・目標修正)4/12(12月通期資料第二弾/製販融合路線の追求&成長ステージの戦略)4/6(12月通期資料/概要・受注残拡大)3/26(買い推奨再開・18期ぶりの最高益更新の今12月通期予想・概況・セグメント状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2370~2400円(週足完全陽転・レシオ14倍)②2550~2600円(レシオ15倍)③2700~2750円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅰ【短期目標①2750~2800円(レシオ16倍強・6月年初高値2774円)②2900~3000円(レシオ17倍強)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2550~2600円(レシオ13倍)②2750~2800円(レシオ14倍・6月年初高値2774円)③2950~3000円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3000円(レシオ15倍)②3150~3200円(レシオ16倍)】とします。また第3四半期確認し最大目標の引き上げを含め再設定します(業績拡大順調ならレシオ17倍評価に引き上げる予定)。SP。