4461 第一工業製薬(東1) 813円 +37円
第1四半期は売上7%増146億円、営業益4%増10.3億円、経常22%増9.6億円、純益37%増6.8億円、一株純益13円で着地。まずまずのスタート。この着地で減益予想の第2四半期と通期予想は上方修正期待や増益転換期待が浮上したと考えます。第2四半期予想は売上7%増303億円、営業益15%減20億円、経常11%減19億円、純益7%減13億円、一株純益25円。通期予想は売上8%増615億円、営業益16%減42億円、経常13%減41億円、純益19%減27億円、一株純益265円。経営成績に関する説明では・・・・5か年経営計画の第4年度。機能材料では海外向けの難燃剤が大きく伸長できたと。また界面活性剤なども好調と。マザーズ工場となる霞工場は来年6月に完成予定。更に新分野のライフサイエンスプロジェクトが事業化目前とコメント。良い内容。セグメント状況は・・・・①界面活性剤→国内ではほぼすべての用途に需要が堅調。海外では繊維用途以外の用途で堅調な需要に成功。売上6%増54億円、営業益0%増3.8億円。②アメニティ材料→セルロース系高分子は医薬品用途に好調。エネルギーや環境用途にも好調。食品用途などぬも好調。売上8%増20億円、営業益47%減0.7億円。減益でも警戒の必要はないでしょう。一時的に設備投資や研究開発の費用先行に過ぎないだけと思いますから。③ウレタン材料→土木用などに減少して総じて低調。売上4%減21億円、営業赤字0.4億円(前期は0.1億円黒字)。④機能材料→難燃剤がゴム・プラスチック用途に減少したものの、光硬化剤が国内外で好調で、難燃剤も海外で伸長。売上17%増39億円、営業益46%増6.1億円。⑤電子デバイス→売上3%減10億円、営業益63%減0.1億円。⑥感想→製品別に好不調がまちまちながら、主力製品は堅調ゆえに、十分にセグメント内容に合格点を付与できるはずです。このまま静かに強気買いとします。飛ぶことも走ることもないまま、また静かに高値を更新して来ると思います。株価はすでに25週線50週線回復済み。静かに2月年初1058円に向かうのでしょう。6/7(通期資料紹介/概要4期連続最高益&界面活性剤&アメニティ材料&ウレタン&機能材料&電子デバイス&世界に向けての準備&感想)5/18(目標修正)4/27(前期文句なし・今期減益予想・中期経営計画の数値目標・概況/経営成績の概況・セグメント状況と感想・目標再設定)3/31(通期上方修正・中期経営計画に関して・すべての目標達成済みで目標再設定)2/2(文句なし第3四半期・概況・投資妙味薄いために買い場探し停止・1200円接近なら売り場探し・強気買いは押し目でのみ・全目標達成で目標据置)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①880~900円(レシオ17倍)②1000~1050円(レシオ20倍・2月年初高値1058円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1050~1100円(今期EPS65円予想しレシオ17倍)②1150~1200円(今期EPS65円予想しレシオ18倍)】はこのまま据え置きです。SP。