4299 ハイマックス(東1) 1909円 +35円

4299 ハイマックス(東1) 1909円 +35円

同社も第1四半期は低調なスタートが常の会社ですから、第1四半期が大きな手がかり材料にはならないものの、上々のスタートを切ることに成功したと思います。第1四半期は売上10%増33億円、営業益44%増1.7億円、経常44%増1.7億円、純益42%増1.1億円、一株純益24円。低い数字ながら、今期の会社予想の達成や上方修正を期待することがかすかにできる第1四半期であったといえると思います。第2四半期予想は売上68億円、営業益8%減3.7億円、経常8%減3.7億円、純益10%減2.5億円、一株純益51円。同社は下期に利益が厚くなる特殊性があるから下期の上方修正まではまだ期待できないものの、この第2四半期は上方修正することになれると考えます。通期予想は売上8%増147億円、営業益1%増10億円、経常2%増10億円、純益2%増6.7億円、一株純益138円。一株純資産は1458円。配当は5円増配の50円の予定。経営成績に関する説明を読むと・・・・同社は23年3月期を最終年度にする中期経営計画を履行中で、当期は飛躍に向けての重点投資と位置付けた第2ステップの初年度とコメント。重点顧客との取引拡大や新規顧客開拓を進め、開発要員の積極採用も進めたと。またパートナー企業との連携も強化したと。更に、AIやIoT、アジャイル開発などの先端技術を活用した技術研究を深めてビジネス企画開発本部を設置し、働き方改革の一助になる新規事業創出や教育用スマホアプリ販売や海外事業に参入したと。サービス別の売上はシステム企画/設計開発フェーズを提供するシステムソリューションが公共や保険向けに拡大して5%増の17億円で保守管理などのストックフィーとなるシステムメンテナンスサービスが流通業からの受注拡大で17%増の16億円。上々。受注高は1%増の31億円で受注残は1%減の23億円。受注残はもろ手挙げて評価できないもののまずまずでしょう。明日は打診買い。押せば押したで1800円接近を追加買い。強気買いは先週金曜の高値1930円抜けで行う方針とします。目標株価は、目標株価Ⅰ【短期目標①2050~2100円(レシオ15倍・1月高値2012円更新)②2200~2250円(レシオ16倍)③2350円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2350~2450円(今期EPS145円予想しレシオ17倍)】とします。飛ぶ株でないからゆっくりと上げて行くことでしょう。時間をかけながら。