今回の決算発表に臨むに際し  

 今回の決算発表に臨むに際し  

いつもは決算発表直前は胃が痛くなるほどハラハラドキドキの毎日となります。今回も同様にハラハラドキドキしています。しかし、いつもと違い、どこか楽観した部分もあります。一つはそれぞれの株価の値位置です。大型株買い指数先物買いで、中小型株は安値に沈んでいる株がとても多い状態です。仮に一段安しても下値は限定的と考えているから楽観している点もありますが、仮に次の決算発表が文句なしとならなくてもレシオやPBRが割安なら、しばらくしてから上げ始めてくると考えています。その例が(5809)タツタ電線です。24日に発表した第1四半期は増収ながら減益。営業益経常は5%減で純益も16%減です。しかし発表を受けた昨日は67円高の大幅高です。減益でも割安で、かつ将来性や今後の業績回復に疑いが薄ければ上げて来るということです。ゆえに、次の決算発表は、すぐに上げ始めて来るか、無反応ないし一旦押してから上げはじめ来るかのいずれかと考えています。その上げ始めてくる時間差だけと考えています。ただし、業績の先行きに不安がないことの確認や割安であることの確認はしっかりと必要ですが・・・・。ですから、過度に身構えずに、少し心もちに余裕をもって、8月盆休みにかけての決算発表のピークをゆっくりと乗り越えるつもりでいてください。すぐに上げて反応しようが、一旦押しで反応したとしても、いずれの場合においても8月中旬の決算発表のすべてを完全に終えてからが、いずれの場合の銘柄においても本格買い強気買いを積極的に開始する時間だと考えていますから。