6911 新日本無線（東１） 786円 －1円
第1四半期を発表。売上0％増121億円、営業益2倍の3.3億円、経常3倍の4.3億円、純益21.2億円で着地。純益は繰延税金資産の計上の特益によるもの。同社は今期決算期変更で9か月の変則決算であることと、下記のダイトーケミックスと似て第1四半期は低調なスタートで下期に利益が偏重する特殊性が存在するために、この第1四半期をどう判断してよいか悩むところです。しかし一応は増益で着地はしているのですから、会社予想の売上405億円、営業益21億円、経常22億円、純益37億円、一株純益94円に対して、順調な着地と判断してよいでしょう。ただし、ダイトーケミックスのように押し目こそないものの、同社もすぐに強気買いはできません。同社株もダイトーケミックス株と同じく、しばらく下値固めを行ってから反転を開始すると考え、しばらく様子見と考えます。800～750円レンジで下値を固めると予想します。4/25（上々の通期・決算期変更ながら実質増益の今期予想・概況・セグメント状況・目標修正）4/23（電源用半導体やマイクロ波技術注目・今期予想は前期並みでは・目標修正）4/9（買い推奨再開・絶好の投資チャンスかも・好調な第3四半期/概況/セグメント状況・目標再設定）7/29（スタートダッシュ失敗でも評価はできる第1四半期・概況・押し目買いに方向転換）7/24（慎重な投資姿勢に転換）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①950～960円（今期EPS60円予想しレシオ16倍）②1000～1020円（今期EPS60円予想しレシオ17倍）③1080～1100円（今期EPS60円予想しレシオ18倍・17年高値1103円）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100～1200円（今期EPS60円予想しレシオ20倍）】は第1四半期平凡で材料にならないのでこのまま据え置きとします。ＳＰ。