8940 インテリックス(東1) 854円 +7円
本当にスターマイカと比較してもいかに同社のコスト管理能力が低いかが一目瞭然です。しかし、長い目で見ると、同社の活躍する場面がこれから訪れると思います。それは中古マンションなどの中古物件市場の今後の普及です。同社の取り組みや戦略次第では同社は中古マンションや中古住宅のメルカリになってもおかしくないとも思っています。それだけ取り組んでいることは中古マンション分野において先駆的ということになります。同社が長い目で見て活躍する時が訪れると思うのは、日本のリユース市場(中古マンション中古住宅あるいは一棟リフォーム)の拡大がこれからだからです。今日、こんな記事を。古い米国の木造住宅が静かにバカ売れしているそうです。節税対策で。地区22年以上の物件は米国の場合建物価値が大半であるために1億円の物件なら8千万円が建物評価でそれを4年で減価償却できるから。年2千万円の節税ができる・・・・という記事。目を引いたのはそんなところではなく、日本に年間に作り出している新築の住宅の県背ううと中古マンションの数。2017年の日本の新築住宅着工件数は94万戸。人口が日本の2.6倍の米国は120万戸。一人当たりの新築住宅建築数は米国の2倍以上となります。しかも年間20万戸の英国と比べるとなんと3倍の供給。これを見た時に一体誰が買うのと正直不思議に思いました。日本が移民政策でどんどん人口が増えているならまだしも、先進国でも稀有と言われるくらいに減少している日本で新築住宅のニーズは今後確実にいや劇的に減退し始める場面が訪れると思います。多分消費税を上げ始めて以降となると思います。更には600万戸の中古マンションが存在しているとも。また現時点ですでに13%以上が空き家という現実も。これから求められるのは、高度なリフォーム技術や洗練されたデザイン性や機能性を兼ね備えて差別化されて商品力やストック価値の高い中古マンションや中古住宅になると考えます。日本の不動産流通市場の仕組むがまさに劇的に変わるその時に、同社はコツコツと蓄積した技術やノウハウで新たな中古マンション中古住宅のリノベーション分野のスター企業に進化していると考えています。850円前後で小動き収れんで下値固めに入り始めたと思います。金曜の寄り値882円を抜けて引けてそこから日足の陽線を連続させ始めるのを待ちましょう。そうなれば1000~1100円か1100円前後に戻し始めるはずです。