6768 タムラ製作所(東1) 728円 +14円

6768 タムラ製作所(東1) 728円 +14円

ボトム離脱サイン点灯寸前です。金曜の高値は732円で7月2日高値は733円。733円以上で引けると25日線と決別となりボトム離脱サイン点灯します。今日中国株(上海総合指数)がプラスで推移しているなら、明日にも点灯と考えていたのですが、中国株がまた安いとなるとまだ微妙。明日以降の動きを確認して733円以上で引けてから、新規もナンピンも本格買いとします。また強気買いは50週線750円を回復して引けてからとします。抵抗線はこの50週線から25週線785円回復となる800円とのレンジに集中しています。まずはこのレンジを回復して第1四半期発表を待ち、好調を確認できれば800円抜けから1月年初来高値923円更新に向かうと予想します。レシオは12.7倍、PBRは1.4倍。割安顕著になったとまでは言い切れませんが、下値は700±20円で堅いはずです。6/18(目標修正)6/12(資料/前期ハイライトと感想&電子部品関連事業実績と見通し&電子化学実装関連事業実績と見通し&情報機器関連事業実績と見通し&感想)5/30(買い推奨再開・文句なしの前期と今期予想・概要/経営成績の概況&セグメント状況・目標再設定)11/8(押し目買いに方向転換・目標修正)11/1(第2四半期上方修正・目標修正・800円以上で売り場探し検討開始)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①800~810円(14倍・週足完全陽転)②860円(レシオ15倍)③910~920円(1月年初高値923円レシオ16倍))】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①920~930円(1月年初923円更新)②1000~1030円(レシオ18倍)】と。第1四半期を確認して最大目標の引き上げも含めて再設定。SP。中期経営計画での同社の取り組みを紹介。(1)11次中期成長戦略・・・・①環境車(電気自動車やハイブリッド車)向けの昇圧リアクタやモータードライブ市場向けの新型リアクタ、そしてハイパワーマグネティックスや送配電向け大型リアクタなどを市場投入。これらの製品分野においてのグローバルナンバーワンを目指す。②車載市場向けに大電流高電圧対応の材料を販売し、IoT関連製品のファインピッチ化薄型化を進めて、実装装置をIoT化すると。電子化学実装分野のリーディングカンパニーを目指す。③キー及び放送局むけ放送機器更新に対応し、次世代セキュリティシステムを開発して海外展開を本格化する。これらの施策でローカルコミュニティグローバルニッチのナンバーワンを目指す。④YAG単結晶蛍光体の早期の事業化と光波との提携での高輝度光源モジュールの製品化に成功してオンリーワン製品を生み出し、酸化ガリウムパワーデバイス(次世代パワー半導体)の開発を加速する。⑤内容充実です。多少の業績のブレがあっても中期的成長は疑いようのないと判断できるほどの充実した内容。また中期的と言わずとも今期も含めて短期的にも業績拡大中と認識しておいて良いと思うほどの内容です。非の打ち所がありません。(2)車載関連への取り組み・・・・①電子部品分野では・・・・エコカーすべてに採用できる昇圧リアクタや、カーナビやカーオーディオ向けの新型コイル、エコカー向けの電流センサーをすでに開発して市場投入。②電子化学実装関連では・・・・ソルダーペーストやソルダーレジスト(プリント基板絶縁材料)、実装装置と、車載に必要な実装関連を数多く提供。幅広い車載領域に製品の供給を行っている分、業績は安定的に好調を実現できるはずです。(3)成長への道筋・・・・①ハイブリッド・電気自動車などに採用の昇圧リアクタの増産のために若柳タムラ製作所で新工場建設中。今月完成予定。来期から本格フル稼働予定。②ドイツでM&Aを行い、欧州エリアに車載向け電子材料の生産販売を行う。③タイにソルダーペーストの新工場建設。10月に完成。④電子部品関連の事業の技術開発や営業活動の拠点として坂戸事業所建て替え。9月に完成して本格稼働予定。成長への取り組み施策も文句なしで非の打ち所なし。