7552 ハピネット(東1) 1404円 -20円
いくら業績が良くても私には買い推奨できないものの、コンテンツ企業のブロッコリー(2706)が昨日好決算発表。ブロッコリーは同社の持ち分企業で実質的には同社はほぼ親会社も同然です。昨日発表のブロッコリーの第1四半期は売上72%増12億円、営業益1.1億円、経常1.1億円、純益0.7億円。大したこと数字ではあるものの、前期は赤字のスタート。また新興株は大体において第1四半期は低調なスタートが常です。その中でこのスタートは上々でした。このスタートで今期の予想である売上54~60億円、営業益6~9億円、経常6~9億円、純益4~6億円、一株純益45円~68円目標の上限の達成が視野に入りつつあると考えて良いでしょう。ハピネットとともに下期に業績に期待しましょう。ところで、このブロッコリーの業績回復が確かとなれば、それはイコール同社のビジネスモデルの転換も確かということになります。同社はアミューズメント商品の取扱においては圧倒的な国内ナンバーワンの企業です。それだけでも企業の存在だけを考えると十分ですが成長を考えると不十分。企業の成長を目指して同社はコンテンツを自前で作成して配信するコンテンツソリューションのインフラ企業に変身し、同時に映画への出資や自前コンテンツの制作でライツ企業に業容を拡大する方針です。このブロッコリーの上々の第1四半期は小さいながらも同社のコンテンツソリューション及びインフラ企業への業容拡大が順調に踏み出し始めている証拠と言える小さい一歩と考えます。75日線1472円回復して引ければ、25週線1600円前後で一旦は止まるかもしれませんが、一服のあと200日線1750円前後ないし50週線1760円回復に向けての上げに向かうと考えています。75日線と13週線の重なる1470円を抜いて引ければ、新規もナンピンも迷わず強気買いするつもりでいてください。7/12(東海東京証券が強気継続で目標株価2750円に引き上げ)6/27(PBRは0.9倍でレシオ9.4倍・フィスコ社のレポート/要約&事業の立ち位置と感想/国内で圧倒的市場シェア複数)6/18(ニンテンドースイッチゲームソフト投入秋以降・パッケージ売りで下げたと予想・ニュースリリース紹介)6/8(任天堂安値更新に連動安・任天堂は三菱UFJ証券53800円でドイツ証券52400円・資料/第8次中期経営計画/玩具事業&映像音楽事業&ビデオゲーム事業&アミューズメント事業&感想)5/31(ニンテンドースイッチにポケモンGO投入・ゲーム販売は年末商戦向け・来年はポケモンGO新作ゲーム投入予定と)5/30(ニンテンドースイッチ向けポケモンGO新作ゲーム投入へ)5/29(新製品新感覚小型電子ペット販売開始)5/26(通期セグメント状況おさらいと感想/今後の見通し/財務内容・深押しで目標微修正)5/11(文句なしの前期と地味ながらも合格点の今期予想・概況・セグメント内容から今期営業益52~55億円を予想・目標修正)4/26(トレーディングカードゲームの累計出荷数2600万パック)4/24(ニンテンドーラボ上々の滑り出し)4/20(ニンテンドーラボ販売)4/18(今期予想は増収増益予想を発表の可能性を大)4/16(ブロッコリー今期増収増益の予想発表)4/6(ニュースリリース紹介)4/3(第3四半期業績を再度解説コメント・抜群のコスト管理能力・安定した売上と利益確保・今期も増収増益の可能性を大・新中期経営計画発表を想定)3/26(圧倒的シェアをもとに製販一体型企業へ)3/20(任天堂スイッチ販売好調継続・製販一体型のビジネスモデルへ変身中)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1730~1760円(レシオ12倍・25週線回復)②1900~1950円(レシオ13倍・50週線回復)③2100円(レシオ14倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2100~2200円(レシオ15倍・17年高値2234円)②2350~2400円(レシオ16倍・今期EPS160円予想しレシオ15倍・14年高値2371円更新)】。業績拡大を確信できれば最大目標を99年上場来2915円に引き上げる方針。SP。