4577 ダイト(東1) 3020円 -40円

4577 ダイト(東1) 3020円 -40円

昨日年初安値を更新。安値は2973円。引け後に5月通期を発表。前期は売上5%増398億円、営業益8%増41.6億円、経常9%増42.4億円、純益14%増30.4億円、一株純益243円で着地。わずかながらの増益ではあるもののこれでも5期連続の最高益更新を達成です。注目の今期予想は売上408億円、営業益43億円、経常43.5億円、純益1%増31億円、一株純益247円と発表。これも僅かながらも増収増益の予想ですから、6期連続最高益更新の予想となります。今期は前期と違い第2四半期の予想開示がありません。多分、4~5月と減速したために予想が困難なために開示しないのだと思います。ならばこの予想も保守的な数字を発表したものと考えます。一株純資産は2242円。6期連続の最高益更新なのに年初安値を更新。理由は調子に乗って買い過ぎたから。過ぎたるは及ばざるが如し、山高ければ谷深しと昨日言いましたが、4月に4455円まで買い過ぎたためにここまで深押し。私に言わせると最も押しても良いくらい。私が買い場と考える値位置は3000~2500円レンジ。このレンジ内で推移するようなら一段安があるかもしれないから、週明けからまず打診買いとします。強気買いは2800±50円と3200円回復のいずれかで行う予定とします。目標はすべて達成済みで売り指示済みゆえに再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①3400~3450円(日足陽転・レシオ14倍)②3700円(レシオ15倍・週足完全陽転)③3950~4000円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4000円(レシオ16倍)】とします。今期の最高益更新が確実と言えるほどに増益となることが確認できれば18年上場来高値4455円にまで最大目標の引き上げることとします。今はまだ付与できませんから4000円まで。SP。セグメント状況などは単一事業ゆえに記述ありませんから当期の概況を紹介・・・・国の後発医薬品の普及政策は追い風ながら29年12月に薬価の引き下げが行われて、後発医薬品メーカーの収益も減少するにいたり経営効率化を求められている状況。ゆえにその後発医薬品メーカーに原材料を供給する同社も同様に収益低下に対応するようにコスト削減などの経営努力を行われているという趣旨のコメント。また生産基盤の拡充のために高薬理固形製剤の製造棟を建設中で今年の11月に完成して稼働を開始の予定と。今年の下期には利益貢献を開始するでしょう。今の状況が継続すると仮定すれば、通期は上方修正することになれると考えます。前期は消化性潰瘍剤原薬や血圧降下剤原薬は好調。しかし総じて競争が激しく原薬の売上は6%減の208億円。しかし、利益率の高い自社開発のジェネリック医薬品などの製剤は好調で売上21%増187億円。健康食品は3億円。概況は十分に合格点の内容でした。1/15(好決算発表で3550円まで上げても引き続き3000円以上は売り場探し継続)7/19(3000円から引き続き売り場探し)7/18(3000円乗せから売り場探し・目標修正)7/12(上々の5月通期・概況/経営成績に関する分析・目標修正)6/23(目標修正)6/22(山本化学不祥事で)6/1(第3四半期概況・目標修正)4/15(文句なし第3四半期・概況/経営成績に関する説明・目標修正)1/16(わずかに上振れ第2四半期・概況/経営成績に関する説明・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①3100~3200円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3200~3400円(レシオ15倍・16年上場来3510円)】。