4298 プロトコーポ(JQ) 1421円 +13円
同社株の場合はハピネットと似ていると思われます。25日線は1450円で7月高値は1451円です。しかし1450円を抜いて引けてもそれが明白なボトム離脱サインにならずに、ボトム離脱の強いサインはその上にある75日線(今は1503円ですが来週は1500円前後)を回復することがボトム離脱サイン点灯。それは同時に強い水準訂正を指向する上げサインともなります。ゆえに、ハピネット同様に75日線1500円回復から、新規もナンピンも本格買いかつ強気買いとなります。ただし難点が。ハピネットと違い板が全く無いことです。3月1800円前後からの下落の過程の中で出来高らしい出来高ができたのは5月後半だけ。1500~1600円にのみ出来高が滞留しています。つまり1500円までは真空ということ。その真空である証拠にこのど閑散の売り板となっています。数百株数千株程度の小口の見切り売りで1500~1600円レンジからずり落ちただけに過ぎないかもしれないということです。ならば、1500円から強気買いすべきではあれ、25日線1450円を抜くとすぱっと1500~1600円か1600円前後に戻る可能性もあるから、このど閑散の売り板の中を辛抱強く少し早めに買い場探しを開始することとします。新規もナンピンも。来週以降に1500円回復に向けて日足陽線連続させたり長めの陽線が出現するようなら、そのまま早めに強気買い再開とします。新規もナンピンも。日足も週足も抵抗線は1600~1650円に集中しています。このレンジを抜くと2月年初の1861円へ。そしてこの1800~1830円が最後の抵抗線。抜くと昨年の上場来2175円を更新して青空相場入りしてくれると予想しています。今年か今期中に。5/24(資料紹介・業績おさらい・自動車関連事業/中古車&整備&新車&物品販売&グーピット取引工場拡大&グーピットコンテンツ拡充&整備領域・感想・今期予想達成確実視)5/22(決算解説/前期経営成績・セグメント/自動車関連情報&生活関連情報&不動産等&感想)5/11(なんとか合格点の通期決算・業態大転換とコスト構造変革に一定の成果確認・概況・目標修正)4/19(楽天とアマゾンとEコマース分野で協業構築・リアルとネットの融合戦略拡充中)4/3(今期予想は中期経営計画数値目標ほどではないにしても強気予想を発表予想・目標修正)3/24(減損処理で下方修正・減損で財務は筋肉質・不採算一掃で今後収益好転の可能性)3/8(第2四半期の決算説明会での質疑応答に関して紹介・中期経営計画の来期数値目標は売上767億円、営業益68.5億円、純益46.2億円で一株純益は230円)3/3(第3四半期資料解説/連結業績&セグメント内容&自動車関連事業の状況&事業戦略の内容と進捗・文句なしの事業戦略と進捗)3/2(ネクステージが1500円評価なら同社もそれに比する評価であるべき)2/21(中古車販売情報の集約企業・グーネット&ID車両などの同社の強みを紹介)2/8(メディシスとフォーバルの独創的ビジネスモデルをかけたようなビジネスモデル)2/7(この中勢波はエクステンションで2500円以上に)2/2(文句なしの第3四半期・概況・セグメント状況と着実な施策・上方修正期待浮上・来期の業績拡大で最高益更新必至と予想・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1650~1750円(レシオ13倍・週足陽転・50週線回復)②1850~1900円(2月年初1861円更新・レシオ14倍)③2000~2100円(レシオ15倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2100~2200円(レシオ16倍強)②2400円(レシオ18倍)③2600~2700円(レシオ20倍)】。SP。中期経営計画を。(1)新中期経営計画の数値目標(見直し後)・・・・当初の今期予想は売上767億円で営業益68.5億円、純益46.2億円でした。しかし、前期に計画を未達となったために(前々期は達成)数値目標を修正して、売上623億円、営業益41億円、純益27億円と当初の目標から大幅に下方に修正しました(前期比では増収増益です)。その下方に見直した理由を会社はこう分析してコメントしています。売上に関しては整備事業の成長のスピードが会社の想定以下で進捗している状況であることと、整備板金ソフトウエアの再編に伴う成長性の見直しが自動車関連のソフト子会社「プロトリオス」に必要となったからと。営業益の下方に関しては広告費や販促費が想定以上にかかったことと、車検の収益化が後ずれして遅延していること。また子会社のソフトウェア子会社「プロトリオス」の収益化が遅れていることなどから。またもう一つはタイヤ販売事業ののれん償却費用の計上のため。これらの事象を見てみると、一つ言えることは、当初の中期経営計画の数値目標があまり飛躍を期待しすぎた過大な数値目標だったような印象を持ちます。中期経営計画に沿い、戦略や施策は地道に実行して遂行している模様です。会社はその成果を少し急ぎ過ぎて算定したような印象。ならば、成長の足取りは緩慢ではあれ、着実に成長は続けていると考えていてよいでしょう。また収益向上や売上増への取り組みも記述されていますが、地道に施策を講じていれば花も実もあとから自然と着いて来ると思います。地道にこれまで通り経営及び事業を展開していれば業績拡大とともに上場来高値を十分に更新できるはずと考えます。(続きあり)