日経平均 22183円 ＋251円
円高と中国株の上昇を受けてしっかりの動きです。しかし課題も。毎度のことながら出来高。出来高は5.6億株で相変わらずど閑散。またもや今日も指数買い先物買いの空中戦。中長期投資家の参加はまだ限定的のようです。ただ、考えるとまだ無理。貿易戦争の落とどころか、更に関税競争が激化するかどうかもまだ不明の中、強気で実需買いしろというのが無理。また、信用の評価損率がマイナスの13％を超えて1年数か月ぶりの悪い数字を記録。今週は更に悪化した可能性もあるので、懐が痛んですぐに強気買いもままならないはず。ただ、だからと言って投資資金が枯渇しているかというとそれは別。企業のキャッシュポジションと同じで、個人の投資資金も使わずに証券口座などに滞留させたままの現金が引き続き豊富なはずです。その大量の個人の実需買いがいつ始まるのか、その点に夏から秋にかけて注目して行きたいと考えます。