トランプ関税と好調な経済との綱引き相場
願いもむなしく、またもやトランプ関税のリスト発表を報じられています。対中関税2000億ドル分とのことです。これを受けて時間外の株価は下落中です。日経平均CFDは22047円で150円安で推移。ダウ平均CFDは瞬間24700ドルを割り込み24696ドルまで下げています。また注目は中国株(上海総合指数)となります。ただここ数日のことで思ったことは、これからはこのトランプ関税の巨大なたった一つの悪材料と、こまごまとした多数の底堅い経済統計数字や企業決算の好材料との綱引き相場になりそうだという点です。トランプ政権のこの大勝負とも言える対中関税は足元の景気がこの関税発動しても落ち込まないとの推計の元に発表しているものと思われます。その足元の底堅い経済と関税のマイナスとの綱引きの相場を形成すると思います。ならば注目は、どこを下値支持線にして、どこを上値抵抗線にして、綱引き相場の持ち合いレンジを形成するかということだと思います。それは多分今週でわかると思います。今週から来週前半にかけての安値が、これから当分の間の下値支持線となると思います。その後に上値の抵抗線を確認に向かう上げが生じることになると予想します。今、日経平均CFDは2027円で170円安。ダウ平均CFDは24720ドルで200ドル安(-0.8%)。為替は110円85銭。