7516 コーナン商事（東１） 2235円 －235円
低調なスタートのために大幅安して年初来安値を更新。安値は2186円。第1四半期は売営業収益4％増834億円、営業益9％減48.6億円、経常17％減41.8億円、純益23％減27.6億円、一株純益80円。増収ながら減益で着地。減益の理由は目を皿のようにして探すまでもなく、すでに短信に記述済みです。新中期経営計画のもと商品力の強化とグループ力の強化に着手しており、この第1四半期期間でホームセンターを2店舗とコーナンプロ6店舗の計８店舗を出店して2店舗を閉鎖したために開設コストが増加したから減益と。つまり前向きな減益。この新規出店で第2四半期予想の営業収益3％増1663億円、営業益5％増108億円、経常3％増101億円、純益6％減56億円、一株純益163円の達成を現実視しておいて良いはずです。更にいうなら、通期営業収益3237億円、営業益6％増185億円、経常5％増170億円、純益1％増102億円、一株純益295円の達成も確実視して良いことになります。また、こんなことを言うととても不謹慎なのですが、今回の記録的な大雨災害の特需の可能性。同社の店舗は近畿に集中しています。次に関東で次が中国地方。今回の被災地域に店舗を展開しているために、今後、ちまちま復興に向けての消費生まれて同社の業績を刺激してくれると考えます。しかし、よく見れば年初来安値を更新するような内容で無いことは一目瞭然なのに、本当に赤ん坊が株式投資を行っているほどに反応が稚拙極まりないと思います。今に始まったことでもありませんが。だからこそ投資妙味が生まれるのでもありますが。一株純資産は3110円。ここらを下値と考え打診買い。新規もナンピンも本格買いはボトム離脱サインが点灯してから。ボトム離脱サインは今日の大商いの高値2340円を抜き2400円回復からとして、2400円から新規もナンピンも本格買いとします。強気買いは2500円（今後の週足陽転ラインと予想）から開始としておきます。6/16（5月月次・第2次中期経営計画概要）4/28（九州のホームセンターと資本業務提携し九州進出の足掛かり・目標修正）4/24（目標修正）4/17（店舗状況）4/12（文句なしの2月通期・2期連続最高益更新の今期予想・概況・目標修正）4/4（小田急から買収のＨＳフル寄与で増収増益）3/8（2月月次好調）1/19（目標修正）1/16（目標修正）1/13（文句なし第3四半期・概況・上方修正期待浮上・在庫削減で収益構造筋肉質に・目標修正）12/15（目標修正）12/8（11月月次売上上々です）12/2（来期の増収増益を予想・豊富な含みとレシオ8倍）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①3000～3100円（一株純資産3056円・レシオ10倍強）②3250円（レシオ11倍）③3500～3600円（レシオ12倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3600円（今期EPS300円予想しレシオ12倍）②3900～4000円（今期EPS300円予想しレシオ13倍強）】は深押しで微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2550～2650円（週足陽転と完全陽転・25週線回復・レシオ9倍）②2950～3050円（レシオ10倍・一株純資産3100円・4月上場来2956円更新）③3250円（レシオ11倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3250～3300円（レシオ11倍）②3500～3600円（レシオ12倍）】とし、第2四半期以降を確認して最大目標の引き上げを含み再設定することにします。ＳＰ。