7888 三光合成（東２） 454円 ＋24円
これもよく下げてしまいました。2月の年初来高値849円から約半値となる424円年初来安値を昨日つけたばかり。昨日、5月通期を発表。前期は売上3％増583億円、営業益20％増28.4億円、経常16％増26.2億円、純益56％増18.5億円、一株純益72円で着地。上々です。一株純資産は636円。配当は前期も今期予想も12円。また注目の今期予想は売上600億円、営業益1％増29億円、経常4％減25億円、純益8％減17億円、一株純益66円と営業益は前期並みの数字を公表。純益などの減益は税負担等の増加によるもの。ゆえに会社は今期予想をほぼ前期並みと考えているということになります。保守的に見積もって。この予想には、今市場で懸念されている貿易戦争の影響の影はほとんど見当たりません。これは足元でその関税問題や貿易戦争の影響がないから予想できないからこれまでと同じような保守的な予想を公表したものと思います。セグメント状況は・・・・①日本→車両内外装や家電向けに成形品の受注が増加。しかし通信機器部品が低調で減収。金型部門は増収を確保。売上2％減245億円、セグメント益22％減16.4億円。②欧州→車両用内外装品受注好調。売上3％増83億円でセグメント益19％増8.1億円。③アジア→タイやインドで車両用内外装品好調。売上5％増184億円でセグメント益は0.7億円の赤字から7.8億円の黒字に大転換。④北米→車両用内外装品や金型好調。売上25％増69億円、セグメント益2％減2.5億円。⑤感想→ばらつきはあるもののセグメント内容は文句なしの合格点を付与できるはずです。また、貿易戦争の影響を受けづらいグローバルな売上構成といえると思います。レシオはただいま6.8倍。450～400円を底値と判断して、新規もナンピンもいったん打診買い。本格買いはボトム離脱サインが点灯する連続陽線の確認と25日線（509円）回復の500～510円回復から開始としておきます。4/9（目標微修正）4/5（少し減速したものの文句なし第3四半期・5月通期上方修正・概況/セグメント状況・目標修正）3/19（深押しで目標修正）2/21（目標修正)2/6（押したので目標修正）1/29（慎重な投資スタンスに転換へ・目標修正）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①630～650円（25日線回復・日足の陽転）②750～770円（日足の最後の抵抗線抜け・レシオ13倍）③830～850円円（レシオ14倍・2月上場来高値849円）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①850～900円（レシオ15倍・2月上場来849円更新）】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①540～560円（50週線回復・レシオ8倍強）②640～660円（レシオ10倍・一株純資産約640円・週足陽転）③730円（レシオ11倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①730～750円（レシオ11倍強）②790～800円（レシオ12倍）】とし、第1四半期確認して業績底堅いと判断して最大目標を年初来高値849円ないし更新に向けて引き上げる予定とします。ＳＰ。