6627 テラプローブ(マザーズ) 1340円 +52円
マイクロン社がコメントを発表して、中国からの販売差し止めの影響は全体の売上に対してわずか1%程度で影響軽微とコメントしました。少しびっくりです。品目数は確か多かったはず。ですから影響はもっと大きいと思っていました。これは象徴的かもしれません。これほど貿易戦争と騒いでみても、追加の大型関税の発動がもしなかったかとすると、世界経済にとっては今回の関税問題はあってなかったような事象になってしまうのかもしれません。考えると昔は各国の思惑で様々な関税や交渉ごとが日常茶飯事だったのですから。それでも日経平均はバブルとなって市場来高値を形成して行ったのですすから。今は過度にグローバル化した経済秩序が中国の台頭につながってしまったとの反省から、その寸断と秩序と区分化されたグローバル化への変質の過渡期となったかもしれません。いずれにしても毎度申し上げております通り、陽線とその連続。アク抜けできて新規もナンピンも本格的に買い場探し再開するかどうかは来週からとなります。ただ、やはり、PBRは0.5倍台でレシオは特益勘定で純益を30億円と仮定すると4倍前後となります。今は法外な安値と言えると引き続き思っています。