4366 ダイトーケミックス(東2) 489円 -26円

4366 ダイトーケミックス(東2) 489円 -26円

今期も前期同様に身の丈以上の設備投資と研究開発費用を投じるために大幅や減益の予想。しかし四半期を経過しながら前期同様に前期比並に小刻みな上方修正を続けて行くことになるでしょう。確かに減益の予想ながら、減益でもレシオは7倍です。前期並みに上方修正することを条件とすれば潜在的レシオはなんと5倍前後となります。テラプローブ並の割安顕著さ。しかもPBRは0.5倍。強靭な財務内容にもかかわらず株価はその一株純資産の半分に過ぎないということ。これもテラプローブ張りの法外な値位置です。増収でしかも設備投資等の前向きな出費のために減益予想なのにレシオ7倍も法外。法外法外ながらもすべてはモメンタム投資の負の連鎖が断ち切れないとⅤ字反転もできません。連続陽線で負の連鎖が終わるのを今は待つしかありません。同社も今日また年初来安値。ただユニマットRCと少しにて買い板無いところに無理やり数千株の見切り売りで下げた模様。買い残も41万株と減少したまま変動なし。負の連鎖が終えることに成功すればⅤ字反転はできると考えてはいます。1万株の出来高で30円下げるのですからいかに買い手不在なのかがよくわかります。他の株も同社とほぼ似たような状況ですから、全体の地合いが落ち着くと大幅高で反転し始める株も続々と生まれるかも。しかしそれもこれもまずは世界市場が落ち着いてからのことです。