6785 鈴木(東1) 866円 -23円

6785 鈴木(東1) 866円 -23円

Tスマートと同じく、一連の下落銘柄の中でも不思議な動きをする株をもう一つ。同社です。どう不思議な動きかというカラ売り残です。6/22時点で買い残は前週比4.7万株減の60万株でありながら、売り残は前週比20.3万株増の39.6万株に急増し、取り組み1.5倍と拮抗して仕手化しています。理由は不明。最初は悪材料が隠れているのかと思いましたが第3四半期時点での6月通期の進捗率は90%以上で前期の上方修正はほぼ確実。カラ売りしたとすれば今期予想を保守的な数字で発表すると予想してカラ売りしたとしか考えられませんが、しかし新株予約権を発行しておいて減収減益の予想を公表するとは思えません(それでは増資した大義名分がなくなり株主から猛烈な批判にさらされます)。今期予想はやはり増収増益か前期比並の数字を公表して、同時に成長戦略も開示すると考えるべきだと思います。ならば、尚のことこのカラ売りは理解不能です。レシオも10.9倍でPBRは0.8倍台。この点からもカラ売りの売り手の分があるとも思えません。カラ売りのコストは1000円前後になると思います。買い戻しで1000円回復に一気に向かうのか、あるいは上げて来ても売り残の減少が無いなら1000円から踏み上げ相場になるのかのいずれかと考えます。いずれにしてもボトム離脱につながる陽線とその連続した動きを確認してから、新規もナンピンも買い場探しで動き始めるように。6/26(イリソ電子目標株価7700円・イリソ電子と同じ車載コネクタ関連)6/14(自動車向け製品の比率高く安定的成長可能なはず・19年6月期も増収増益予想発表の可能性)5/29(新株予約権転換行使終了)5/24(買い残・新株予約権行使状況・第3四半期おさらい/生産効率化と高品質化へ地道な取り組み/営業利益率約9%・セグメント状況と財務内容)5/18(新株予約権行使状況)5/14(文句なし第3四半期・上方修正を確実視・概況・セグメント状況・目標修正)4/27(新株予約権大量行使)4/25(下落時に買い残急増)4/13(成長原資確保して業績拡大期待大)4/11(エノモトやTスマートと同じく・新株予約権下限行使価格943円に向け下落・文句なしの第2四半期資料解説/損益状況・目標修正)3/8(押したでの目標修正)3/1(目標修正)2/20(目標修正・慎重な投資スタンスに転換は1650円前後からを予想)2/15(目標修正)2/13(第2四半期上方修正着地し通期上方修正発表・概況・セグメント状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1350円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ13倍強)②1450~1500円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ15倍・年初上場来高値1428円更新)③1600円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1700円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ17倍)】。通期確認後に再設定します。SP。