日経平均CFD 21882円 +70円
終値より約100円高で推移。欧州株もプラスでスタート。ドル円は111円前後の攻防戦を続けています。時間外ながらまずまず落ち着いた動きです。なれどまだまだ用心が必要でしょう。とにかく、マクロが落ち着かないとミクロに目を向けられません。また今週は一部売り仕掛けの動きもあるとのことです。昨日の香港に続き今日はNY市場が休場となります。また木曜は米国で6月ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、FOMC議事録公開、金曜はまた米国で貿易収支、非農業部門雇用者数、失業率と重要な経済指標の発表を控えています。これらのタイムスケジュールに加えて、関税発動を控えて緊張感が最も高まり、更にはETF分配金捻出のための先物売りが10日までに4000億円控えているといわれています。これら負の材料をこれ幸いにと見事な売り仕掛け。とにかく、マクロが落ち着くこと。それを確認できないと、気持ちが千々にみだれて個別株の動きや材料に集中できません。集中できるようになるのを今はひたすら待つ以外にありません。ところで、今日は一部の会員様に変わった作業をしていただきました。内需の現物株を換金して、信用の現引きの準備を行い、信用買いのための新規余力を高めておいていただくようにしました。なぜかというと、予想ではありますが、全体市場が落ち着けばリターン相場の主役となるのはフェローテックやソディックなどに代表されるように論外にまで叩きに叩かれたハイテク株だろうと予想しているからです。内需株も当然リターンしては来ると思いますが、リターンと割り切り考えた時にパフォーマンスが高いのはハイテク株などの輸出関連株であろうと考えています。ですから、リターンが高そうなハイテク株の仕込み直しのために余力を作っていただいたということです。ただ、用心に用心を、慎重に慎重を期して来週以降の相場の落ち着きどころを丹念に探し出してから、慎重に行動に移して行くことが重要だとは考えていますが・・・・。それにまだ反転を実際にみないと、リターン狙いの買いがどこにあるいはどの株に向かうかもわかりませんし。