3271 グローバル社(東1) 829円 +17円

3271 グローバル社(東1) 829円 +17円

第3四半期が赤字のために通期達成に不安を持つ向きもあるのでしょう。しかし不動産事業は物件売上の計上時期など決算処理上の特殊性や季節性が存在するために、会社のコメントした通りに通期達成を現実視しておいて良いはずです。そう考えるとやっぱりレシオ6.2倍は叩き過ぎ。5月の第3四半期発表後のニュースリリースを見ても、①5/22に東上野ホテルプロジェクト(ホテルウィングインターナショナルセレクト上野)の信託設定等の譲渡が完了と発表。譲渡価格は37.2億円。②また京都河原町の棚卸資産となる「ENSO ANGO」のコンパクトホテル5物件の売却も5/22に発表。譲渡価格の記述はありません。③5/31には広島にホテル建設用地を取得したと発表。④今日は浅草駒形のホテルを本日引き渡したと発表。これらのニュースリリースを見ても資金の回転順調そのもの。業績推移も順調であるはずです。3月年初来安値778円に接近する今日の安値は789円。他の安値更新株と同じで、日経平均が底入れするまで地合いと気分に押されてまだ年初来安値を更新するかもしれないから、まだ慎重かつ警戒感強い投資姿勢で。陽線の連続と200日線867円回復の870円から本格買い開始とし、6月高値889円抜けの890円から強気買い開始とします。900円台に回復して来ると年初来高値に向けてⅤ字で早いとは思うものの、如何せん方向感生まれる陽線及び連続陽線がいつまでたっても生まれてこない状況。臥薪嘗胆。6/11(第3四半期セグメント状況と感想)5/9(赤字の第3四半期・季節性のため・契約進ちょく状況87%・目標修正)4/20(目標修正)4/12(京都のホテル工事で)4/5(第2資料/サマリー・成長戦略(ホテル事業)・今後業績急拡大へ・目標修正)4/2(第2四半期セグメント状況・順調な契約残)3/29(買い推奨開始・パット見良くないものの文句なしの第2四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①900~920円(レシオ7倍)②1050円(レシオ8倍)③1150~1200円(レシオ9倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1200~1300円(レシオ10倍)】。会社の想定通りの着地や来期増収増益確認で強気に再設定。SP。