2162 nms(JQ) 565円 +1円
年初来安値を更新。安値は541円。新株予約権の下限行使は537円。今日の安値はこの下限行使を意識したために一旦反発したものと思います。ところでこの下げが転換行使の有利発行を目的とした意図的な売り崩しの動きかと言われると少し違うように思います。下記のミタチ産業のように下限行使を大きく割り込んでいることを見ればわかるように、意図的に近い下げではなく買い残の整理売りや地合いに押されて自然発生的に年初来安値を更新しているものと考えます。ならば、ミタチ産業が地合いの落ち着きから下限行使1050~1100円回復に向かうと予想するように、同社も急落前の650円以上を早々に回復して650~750円レンジの中で転換行使を開始するのではと予想しています。レシオは8.8倍。人材サービス関連の中で最低評価のレシオになったいるはずです(ワールドHDでさえ12倍ですから)。また貿易戦争の激化で中国経済に対しての警戒感もあるのでしょうが、13億人の人口を抱えて、香港や台湾を含めた経済圏はやはり巨大です。中長期的に日本企業にとって重要な重点攻略地域はやはり米国でなく中国をはじめとするアジアであるはずです。そのアジアで成長を目指す同社の戦略は同業の他社と比較すると大胆かつ特異で、成功すればその業績の伸び率は今後同業他社を圧倒する可能性さえあります。そこらに関してはフィスコレポートも指摘していました。ボトム離脱サインが点灯してひと安心して本格買いできるようになれば、高評価のフィスコ社のレポートを解説コメントしたいと思います。日足の陽線とその連続を今週来週に出現してくれるのを待ちましょう。ボトム離脱サインは25日線650円回復。またそこに向かうためには5日線回復の600円回復が必要となります。6/19(スマホ修理事業を全国展開へ・高い評価のフィスコ社レポートが・深押しで目標微修正)6/8(アウトソーシングも昨年新株予約権発行し17~18年に株価3倍に・今後それを同社に期待)5/29(6/4の新株予約権発行後から)5/21(新株予約権スキームに関してのIR/特徴などを説明・やはり第三者割当増資に近いスキーム)5/18(第三者割当増資に近い新株予約権)5/17(自己株活用の新株予約権発行し成長原資確保へ・前期ハイライト紹介/①~⑤・セグメント状況と感想)5/14(想定外の地味な今期予想・地に足を付けた中期経営計画公表・第2の創業期との位置づけ・20年度数値目標売上1000億円EBITDA45億円と意欲的目標・目標修正)5/9(外国人技能実習生事業でインドネシア進出)5/7(物流・テクニカルを融合した事業開始)5/5(加賀電子EMS事業好調・アウトソーシング好決算発表)4/20(4月増加の買い残は900円まで満遍なく滞留・900円まではじりじりと這う反転を予想)4/3(省力化事業参入・人材+EMS+省力化融合した新ソリューション構築し他社と差別化へ)3/31(EMS事業好調の可能性・東証1部昇格を狙うと予想)3/28(強気の業績予想発表の可能性大ゆえ決算発表警戒無用)3/27(レシオはワールドHD下回る13倍・目標修正)3/22(人材関連株買いの第2幕開幕の主役ないしスター株候補)3/4(米国でのEMS事業開始の可能性も)3/1(人材サービスで中国広東省恵州・広州に新拠点開設)2/26(株式2分割終了で目標修正)2/24(EMS事業ベトナムに進出)2/21(目標修正)2/20(第3四半期資料の解説/トピックス&業績ハイライト&セグメント別ハイライト&HS事業&EMS事業&PS事業&通期決算予想&感想・来期は16年3月期営業益19.4億円更新へ)2/15(セグメント状況解説/HS事業&EMS事業&PS事業)2/13(文句なし第3四半期・3月通期上方修正発表・概況・増配・目標修正)2/6(目標修正)1/15(日経新聞の記事紹介・目標微修正)12/11(2200~2400円で売り場探しに変更・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①830~850円(レシオ13倍・25週線)②950~970円(レシオ15倍)③1050~1100円(レシオ17倍・17年上場来1115円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100~1150円(上場来1115円更新・今期EPS70円予想しレシオ16倍強)②1250円(今期EPS70円予想しレシオ18倍)③1350~1400円(今期EPS70円予想しレシオ20倍)】。四半期を確認しながら再設定して行きます。SP。