8897 タカラレーベン(東1) 410円 +5円
ハイテク株も高いものと年初来安値を更新するものと2極化しているように、不動産株も内需株にもかかわらず年初来安値を更新している株も多々あります。その一つがインテリックスですが・・・・。インテリックスに代表されるような不動産株で安値に進んでいる株の理由は、先の四半期が減益だったから。しかしそれは不動産の売上計上の時期が最終期に集中していたりする季節的変動要因にすぎません。しかし、市場は短信内容を読むこともなく目に見えたものだけで反応して下げています。そして同社も。同社の場合は前期は文句なし最高益更新ながら、今期予想を増収ながら減益の予想を発表して年初来安値を更新中。レシオは7倍。しかも明白な減益の理由の記載もありません。確かにストック部分を高める構造改革を行っているようであるために、その点のコスト先行という点はあるでしょうが、期末の時点のマンション契約残高も文句なし。売上に関しては会社の想定通りに過去最高の売上を達成するでしょう。ならば同社もワールドHDと同じでしょう。次の決算発表(同社は第1四半期でワールドHDは第2四半期発表)で見直し買いの動きとなれるはずです。16年高値は958円、昨年高値は779円で、今年の高値は545円。まあよく下げました。今後時間をかけながら16年上場来958円に向かうものと考えます。詳細はどうせすぐに反転といかないはずですから、来週以降に決算及び資料と新中期経営計画などをゆっくと紹介します。打診買いから。下値は400円前後か420~440円と想定。目標株価は再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①460~470円(レシオ8倍・週足陽転)②520~530円(レシオ9倍・週足完全陽転・年初来高値545円)③580円(レシオ10倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①580~600円(レシオ10倍強)】とします。四半期で業績拡大順調を確認しながら最大目標を徐々に引き上げて行く方針とします。SP。