7552 ハピネット(東1) 1373円 -37円
任天堂が年初来安値を更新しているために同社も年初来安値を更新。ファナックや安川電機が年初来安値を更新するために、ソディックやフェローテックなどの下記の銘柄が連動安して年初来安値を更新するのと同じ構図です。ではなぜ連動安してしまうかと考えたのですが、多分、ETFなどのテーマ別などのパッケージ型ファンドのせいだと思います。自動化関連の機械株をパッケージ化して様々な株を買い集めし、あるいは半導体関連株をパッケージ化してより取り見取り買い集めし、ニンテンドースイッチ関連をより取り見取り株集めしてパッケージ化した・・・そのETFなどのパッケージ化ファンドが存在するために連動安していると思います。パッケージですから、個々の業績や材料や理由はどうであれまとまって売りとなります。しかも小口で。その小口のパッケージ売りのために、いつまでもいつまでもパッケージで年初来安値を更新し続ける様相になっているのだと思います。だいたい、任天堂もファナックも安川電機も本来が買い過ぎ。それらの買い過ぎの反動安が同社やフェローテックにも及ぶとは迷惑千万の何ものでもありません。同社のレシオは9倍でPBR1倍を割り込んでいます。しかも、その任天堂も確かに大ヒットが期待できるニンテンドースイッチ関連の新ソフトの販売が秋以降と随分と先ゆえに、第1四半期には期待できないかもしれませんが、中期的には業績拡大の期待大です。それに来年の新作ゲームソフトの開発投入もすでにコメントされています。上げているときはどこまでも上を見続けてレシオ数十倍でも過大に評価する癖に、一旦下げ始めると一転してレシオが10倍を割り込んでこようが、先に好材料がすでに控えていようがお構いなしに足元だけを見るのが精一杯になります。底入れする時のいつものパターンです。同社の場合は、映画への出資や玩具などの売上堅調で、第3四半期を待たずとも(秋の新作ゲーム販売を待たずとも)安定的に四半期を通過して行けるはずです。それに少しは増えたものの買い残の増加もほぼ無し。今週足が陽線になるようなら6月高値1476円抜けに向かい始めることになるでしょう。今日の高値1410円を明日以降抜いて来るようなら、やっとボトム離脱への胎動を始めたと考え、新規もナンピンも本格買い開始の準備を。6月高値1476円を抜けば25週線1657円~50週線1800円レンジ回復へと考え新規もナンピンも本格買い強気買い開始。ニュースリリースを。ニンテンドースイッチ関連のキャラクターラ商品の販売を発表。同社がライセンスを取得して企画製造した専用ポーチなど。また同社の出資映画「家に帰ると妻が・・・・」が6/8から全国公開と発表。ちまちまと新製品を投入していますから、第1四半期は上々の着地になれることでしょう。またシェアードリサーチ社が決算レポートを公開しています。上々の内容でした。これのレポートは今週解説コメント掲載したいと思います。いずれにしてもたたき過ぎ。内需株ながらも同社も夜明け前銘柄と考えて良いはずです。6/8(任天堂安値更新に連動安・任天堂は三菱UFJ証券53800円でドイツ証券52400円・資料/第8次中期経営計画/玩具事業&映像音楽事業&ビデオゲーム事業&アミューズメント事業&感想)5/31(ニンテンドースイッチにポケモンGO投入・ゲーム販売は年末商戦向け・来年はポケモンGO新作ゲーム投入予定と)5/30(ニンテンドースイッチ向けポケモンGO新作ゲーム投入へ)5/29(新製品新感覚小型電子ペット販売開始)5/26(通期セグメント状況おさらいと感想/今後の見通し/財務内容・深押しで目標微修正)5/11(文句なしの前期と地味ながらも合格点の今期予想・概況・セグメント内容から今期営業益52~55億円を予想・目標修正)4/26(トレーディングカードゲームの累計出荷数2600万パック)4/24(ニンテンドーラボ上々の滑り出し)4/20(ニンテンドーラボ販売)4/18(今期予想は増収増益予想を発表の可能性を大)4/16(ブロッコリー今期増収増益の予想発表)4/6(ニュースリリース紹介)4/3(第3四半期業績を再度解説コメント・抜群のコスト管理能力・安定した売上と利益確保・今期も増収増益の可能性を大・新中期経営計画発表を想定)3/26(圧倒的シェアをもとに製販一体型企業へ)3/20(任天堂スイッチ販売好調継続・製販一体型のビジネスモデルへ変身中)3/1(買い残の振るい落とし)2/28(インバウンド需要などでアミューズメント製品群の販売好調のはず・海外に積極的に進出する可能性も)2/22(個人向け会社説明会資料紹介/同社の強み&玩具事業&映像音楽事業&ビデオゲーム事業&アミューズメント事業&物流拠点&感想・圧倒的事業体)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1730~1760円(レシオ12倍・25週線回復)②1900~1950円(レシオ13倍・50週線回復)③2100円(レシオ14倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2100~2200円(レシオ15倍・17年高値2234円)②2350~2400円(レシオ16倍・今期EPS160円予想しレシオ15倍・14年高値2371円更新)】。業績拡大を確信できれば最大目標を99年上場来2915円に引き上げる方針。SP。