6125 岡本工作機械(東1) 4260円 -30円
買い推奨開始します。好決算発表して5月高値は4840円。この分で行くと今週安値4110円を下値に確認して5月高値更新し1月年初来高値5210円更新に向かうと予想します。ただしまだ方向感がないから週明けは打診買い。下値は堅いと判断して強気買いは再騰サイン点灯する25日線4407円回復の4410円以上で引けてから開始とします。ちなみに同社も専門分野ではほぼ世界トップと認識しておいて良いでしょう。同社のHPをのぞくと、世界唯一の総合砥粒加工機メーカーとコメント。その領域は研削盤・半導体関連装置・歯車・鋳物まで多岐にわたると。前期は売上21%増288億円、営業益77%増20.1億円、経常2.2倍の17億円、純益3.4倍の19.8億円、一株純益448円で着地。当然のこと文句なし。一株純資産は2561円。配当は前期70円で今期80円予定。今期業績予想は売上320億円、営業益26億円、経常23.5億円、純益16.5億円、一株純益373円と増収増益の予想を発表しました。文句なし。前期のセグメント状況は・・・・①工作機械→国内は半導体関連や工作機械向けの大型平面研削盤やロータリー研削盤などの売上や受注が好調。海外においても米国で航空機向けや自動車部品向けに好調で、フランスやイタリアでも汎用平面研削盤が好調だったと。アジアでも中国の半導体市場向けに好調。売上14%増234億円、セグメント益12%増16.4億円。文句なし。②半導体関連装置→半導体好況の追い風をうけて、ポリッシュ装置の重点販売や次世代パワー半導体用の各種装置の拡販を進め、中国をはじめとする東アジアではウェーハ生産用ファイナルポリッシャー、電子部品加工用グラインダーなどの拡販も行い受注好調。売上62%増53億円、セグメント益2.7倍の12.3億円。文句なし。売掛金は前々期比6億円増の82億円。第1四半期は好スタートを確実視して良いでしょう。受注高は、工作機械が前期比39.4%増の291億円、半導体関連装置は前期比なんと3倍の137億円で合計前期比69.3%増の429億円。受注残高は工作機械が前期比2.1倍の105億円、半導体関連装置は前期比5.5倍の102億円、合計前期比3.1倍の207億円の受注残高。今期業績予想の達成はほぼ確実と言うより上方修正する可能性があります。この受注残高にそれぞれの前期の営業利益率(工作機械が6.8%、半導体関連装置が22.6%)をかけると、受注残高に応じた工作機械の営業益(セグメント益)は7億円で、半導体関連装置の営業益は23億円で、合計30億円。全社費用を前期と同じ8億円とすると受注残高だけですでに営業益22億円まで積み上げていることになります。今期営業益予想は26億円であと4億円。ほぼ確実に上方修正するものと予想しておいて良いはずです。ゆえに、陽線とその連続を確認し始めれば勇んで強気買い開始の準備を。目標株価は、目標株価Ⅰ【短期目標①4900~4950円(レシオ12倍)②5300~5400円(レシオ13倍・年初来高値5210円更新)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①5400円(今期EPS450円予想しレシオ12倍)②5850~6000円(今期EPS450円予想しレシオ13倍強)】とします。第1四半期確認して再設定します。SP。