6101 ツガミ(東1) 1078円 -36円
もう一発年初来安値を更新した銘柄を新たなに買い推奨開始します。安値は1070円で年初来安値を更新。高値は同社も1月高値で1834円。これもバカの何とかで買い過ぎた反動で、延々と安値を更新中です。しかも今期業績予想は4期ぶりの最高益更新予想なのにそれを完全無視して下げ続けています。フェローテックやソディック、ダイヘンやエノモトなどと全く同じです。しかも1月に70万株の買い残は、2月に90万株に増加し、更に3~4月には130万株に増加、好決算発表後の5月から買い残急増して5月末に240万株に増加し今は231万株。この買い残の急増がやはり悪循環になりボトム離脱を阻害し続けています。しかし買い対応したくなるのは当然のこと。最高益なのですから。しかもレシオは13倍。レシオ12~13倍が底と考えると、もう下値と考えて良いでしょう。週明けから打診買い。本格的に買い始めるのは、同じく同社株も日足の陽線とその連続の確認が必要で、また同じく6月高値1150円以上で引け出すこと。そこから本格的に買い場探しを始めるように。ちなみに、フェローテックやソディックと同じ。数量ではシチズンマシナリーに及ばないものの、同社のホームページ上にも記述のある通り、同社の自動旋盤は世界トップの高精度と高速、高剛性を有した製品です。なのに年初来安値を更新中。やはり理不尽。前期は売上40%増575億円、営業益2.2倍の69.4億円、経常2.2倍の65.1億円、純益58%増41.7億円、一株純益74円で着地。文句なし。一株純資産は585円。配当は前期も今期予定も18円。今期業績予想は売上615億円、営業益15%増80億円、経常19%増78億円、純益3%増43億円、一株純益81円で4期ぶり最高益更新の予定です。前期のセグメント状況(地域別)・・・・①日本→売上258億円でセグメント益16.2億円。②中国→売上286億円でセグメント益52.3億円。③インド→売上18億円でセグメント益0.3億円。④韓国→売上12億円でセグメント益0.1億円。中国向けが中心ということになります。また下記でも触れたように米中貿易戦争での中国の受ける影響(関税引き上げ)はほんのわずかに過ぎないはずです。今、貿易戦争を悲観して、同社やフェローテックやソディックなど中国関連株が売られていると思いますが、徐々に不安感が後退して反転の動きを徐々に鮮明にして来ることでしょう。それに米中は互いに挑発しながらも水面下では交渉を継続しているはずです。夏くらいになると折り合いが付くのではと予想しています。過度な悲観で売られたこの安値から息の長い上げが始まり、半年後には高値に位置する勝ち組株に変貌していると考えます。ちなみにそのための第1四半期を占う売掛金は前々期の98億円から激増の144億円で期末を終えています。しかも第3四半期期末の119億円からも増加して期末を終了。どう考えても第1四半期は好スタートを切れるはずです。来週以降に6月高値1150円を抜け始めてくれば、ゆっくと本格買いし始めるように。強気買いは50週線1205円回復から開始とします。目標株価は、目標株価Ⅰ【短期目標①1200~1250円(レシオ15倍)②1350~1400円(レシオ17倍・25週線回復)③1500円(レシオ18倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500~1550円(レシオ19倍)②1650円(レシオ20倍)】とします。SP。ちなみに5月中旬に岩井コスモ証券は新規でB+で目標株価1400円を付与していました。SP。