6785 鈴木(東1) 1015円 -13円
Tスマートと同じくすでに新株予約権の転換行使が完了しています。Tスマートに続いてボトム離脱を始めても良さそうなんですが・・・まだボトム離脱サイン点灯に成功していません。6月高値1055円を抜くとミニミニボトム離脱サイン点灯しますから(25日線回復にも成功)、1055円から新規もナンピンもゆっくと本格買い。また日足や週足の真の意味でのボトム離脱サイン点灯は200日線1108円、75日線1113円、25週線1142円回復となる5月高値1134円を抜いて引けることです。1150円からは強い上げサイン点灯することにもなります。まずは1055円からゆっくと新規もナンピンも買い場探し。そして1100~1150円レンジで推移し始めればやっとこさ本格買い開始。1150円以上から強気買いして行く方が効率的なのかもしれません。急増した買い残はやっと減少を開始しました。買い残は64万株で売り残は11万株です。電子部品企業で注意すべき点は、スマホへの依存度だと考えています。またそのスマホでも、アップル依存と中国スマホ依存でも業績の濃淡が違います。メイコーなどに代表されるように、中国スマホメーカー向けに電子部品を供給していた企業は好況でした。そこで同社の製品構成などを眺めてみると(第2四半期資料から)売上の79%近くが部品で占められています。その内訳は電子部品コネクタと自動車電装部品コネクタの2つ。その電子部品コネクタはスマホ向けと車載向けの2つが中心となっています。また金型の売上比率が5%ちょいありますが、これも高機能端末向けと車載向けが主力で自動車向け金型試作も行っています。残りの売上8%は自動機器、7%は医療機器組立となっています。つまりです。同社の全売上に占めるスマホ向け関連売上比率は警戒するほどに高くないと考えて良いということです。更に同社の供給先はメイコーやエノモトなどと同じで中国市場であると思いますから、尚のこと警戒の必要性は低いと思います。また警戒するどころか期待の方が大いとも考えます。同社の製品の最大の供給分野は自動車関連であるはずです。EV車の普及をこれからに控えて、同社の精密部品の需要は拡大し続けるはず。同社の金型は売上規模は小さくても業界最高レベルの精密金型を誇っています。これはIT化電装化が進めむ自動車向けにとっても優位に働くはずです。更に金型技術を用いた精密部品も、すでに自動車電装品向けに量産加工を確立して順調に売上を伸ばしている途上にあります。更には人手不足を背景にして同社の機械器具事業は実装機や省力化機械の開発製造に進展して医療関連器具の組立事業まで開始しています。今後も安定的に業績拡大を続けることができるとてもバランスの良い事業領域及び製品群と言えると思います。新株予約権を今期に発行した以上、フェローテックやエノモトと同様に、来期の6月通期予想は増収増益の強気の数字を公表するものと考えておいて良いでしょう。ちなみにその前にその今6月通期の上方修正を発表する可能性がありますが。5月高値1134円を抜けば、その足で一気に2月年初高値1428円に向かう強い動きになるものと予想します。なればこそまずはその1134円に向け日足の陽線連続の動きがいつから始まるのか、今は辛抱強く待っていてください。待つのも投資と腹据え割り切って。5/29(新株予約権転換行使終了)5/24(買い残・新株予約権行使状況・第3四半期おさらい/生産効率化と高品質化へ地道な取り組み/営業利益率約9%・セグメント状況と財務内容)5/18(新株予約権行使状況)5/14(文句なし第3四半期・上方修正を確実視・概況・セグメント状況・目標修正)4/27(新株予約権大量行使)4/25(下落時に買い残急増)4/13(成長原資確保して業績拡大期待大)4/11(エノモトやTスマートと同じく・新株予約権下限行使価格943円に向け下落・文句なしの第2四半期資料解説/損益状況・目標修正)3/8(押したでの目標修正)3/1(目標修正)2/20(目標修正・慎重な投資スタンスに転換は1650円前後からを予想)2/15(目標修正)2/13(第2四半期上方修正着地し通期上方修正発表・概況・セグメント状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1350円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ13倍強)②1450~1500円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ15倍・年初上場来高値1428円更新)③1600円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1700円(今期ないし来期EPS100円予想しレシオ17倍)】。通期確認後に再設定します。SP。