7932 ニッピ(JQ) 4210円 +10円

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やはり第1四半期で上方修正期待は浮上できるのではないかと考えます。そう考える理由は今日ヤフーニュースで配信されている健康産業新聞の記事から。健康産業新聞で『コラーゲン人気再燃・・・』との記事が掲載。日本ゼラチンコラーゲン工業組合によると17年のコラーゲンペプチドの販売量は前々の2割増の5800トン。食用も15%増と大きく伸長したと。コラーゲン需要が拡大しているのは床ずれに代表される褥瘡予防に有効であるために病院食に導入が進んでいることやテレビ番組でのコラーゲン有効性などが取り上げているため。またインバウンドでコラーゲンペプチド需要が拡大しているためとのこと。また、国内需要の回復に加え輸出が55%増の901トンに拡大して東南アジアや東アジアに加え、北米向けの需要も増加しているとのこと。今後もコラーゲンの需要増が続くと健康産業新聞ではコメントしています。また更に、コラーゲンメーカーの新製品の開発状況を紹介して、同社と新田コラーゲンを紹介。同社に関しては、コラーゲンのみ由来のアミノ酸が2つ結合したペプチドを高含有した「DFF-01」を開発して市場投入し、更にしょうがに含まれるたんぱく質分解酵素ジンジベインを製法に用いたトリペプチド高含有「GFF-01」を開発したとコメントしています。この世界的コラーゲン需要の拡大のために、コラーゲンペプチド原料の魚の皮や鱗の価格が1.5倍に高騰していると紹介。中国企業がコラーゲン製造に乗り出して買い占めているからとも紹介しています。日本のメーカーは原材料の調達に苦心して作れば売れるで在庫するほどの原材料の確保ができずに納品を顧客に待ってもらっている状況とコメントしています。同社も新田ゼラチンも引き合い旺盛で殺到しているのに、需要に応じ切れていない状況と考えて良いでしょう。言い換えると、原材料の確保さえできれば、コラーゲン事業の業績は急拡大するということです。多分、第1四半期営業益は同社が独自開発した高付加価値のコラーゲン製品のおかげで前期並みの7億円前後か第2四半期予想の5億円前後で着地すると予想します。そのためにまずは第2四半期だけでも上方修正して来るものと予想します(それに売掛金は前々期比13億円増の89億円で期末を終えていますから)。しかし、このように良い記事が出てもそれを斟酌するような賢明な投資家は市場に不在のために、買い手も不在でいまだにど底値。200日線75日線回復の4400円ないし50週線4341円回復3350円からゆっくと本格買いする方針とします。それまでは板もないから慎重に打診買い程度で。また見直し買いや本格的な上げ相場への移行は第1四半期発表後からと考えています。5/16(減益の前期と大幅減益の今期予想・減益予想ながら減益になりそうな感じ無し・概要/セグメント状況とバランスシート・目標一旦弱めに修正・買い場探し検討開始は6月中旬以降から)5/8(リーガル上方修正で)4/24(インバウンド背景にコラーゲンなど需要増の可能性)4/4(安定的今期予想数字発表で一株純資産1万円評価水準訂正相場がスタート予想)3/30(同社も細胞培地関連株)3/7(コーセーグなど化粧品メーカー生産能力増強でコラーゲンペプチドやゼラチンの需要増に)2/24(バイオマトリックス研究所の成長期待大・コラーゲンペプチド等の値上げ期待)2/15(バイオマトリックス研究所開発の医療用製品を応用した新化粧品を発売・コラーゲンペプチド受注増の導火線に)2/8(バイオマトリックス研究所が収益貢献)2/7(3月通期予想超過の第3四半期・上方修正必至・概況・セグメント状況・通期営業益25~24億円予想・目標修正)1/29(化粧品やコラーゲンペプチド・ゼラチン需要増の可能性)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①4400~4500円(レシオ16倍・週足完全陽転)②4750~4800円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4800~5000円(レシオ18倍・1月年初来高値4995円)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①4450~4500円(25週線・レシオ16倍)②4750~4800円(レシオ17倍)③5000~5100円(レシオ18倍・1月年初来高値4995円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①5100~5200円(レシオ18倍強)②5500円(レシオ20倍)】とします。業績回復を第1四半期以降確認できれば、再び一株純資産1万円(9630円)に向けて最大目標の引き上げを徐々に開始するものとします。SP。