3321 ミタチ産業(東1) 1012円 +8円

3321 ミタチ産業(東1) 1012円 +8円

円安の流れを受けて業績そのものは全く心配の無いものと思うものの、依然として需給悪が重しとなって今日もまた年初来安値を更新。変転するきっかけや糸口をつかめずにいます。ただ買い残はやっと高止まり。2月3月に27万株だった買い残は3倍の75万株に増加。好業績と値ごろ感が災いして。しかも新株予約権の転換促進もあり尚のことです。しかしです。フェローテックで昨日コメントしたように、好業績と値ごろ感から買い残が増加することは、それだけ同社に注目する投資家が増加したということで、買い残の重しやアク抜けが一巡した後は逆に上げのエンジンや燃料に変わるはずですから長い目で見れば良いことです。しかも、フェローテックの昨年の動きをみてください。フェローテックも中国での大規模投資のために昨年前半に新株予約権を発行しました。転換行使が行うまで1500円前後で長々と推移していましたが、昨年9月に行使完了する前の8月から1500円からじりじりと上がりはじめ、行使完了を9月に発表した後には上げを続けて18年1月年初2900円まで上げ続けました。転換行使完了前後からフェローテックは約2倍になったということです。同社も転換行使が完了すれば、フェローテック同様に株価2倍も夢ではないと考えています。ただしまだ転換行使が完了していませんが。あと2500個つまり25万株。転換行使が完了して買い残が緩やかに減少を始めれば、徐々に上げ足を取り戻すと考えます。あともう少し辛抱していてください。ちなみにボトム離脱の小さいサインが点灯するのは6月高値1078円を抜くことです。また5月高値1212円を抜くと50週線1298円ないし25週線1443円回復の動きに向かう強い上げサイン点灯します。まずは短くていいから日足の陽線を連続すること。次は分足の抵抗線1050円を抜くこと。そして6月高値1078円抜けの1080円以上で引けることです。そこから新規もナンピンも本格買い開始となります。1080円までまだまだいくつもの扉を開ける作業があるものの、1080円以上で引けて新株予約権の転換行使が完了していれば、50週線と25週線の中心点として1400円前後まで一旦そのまま上昇開始と考え、本格買いと同時に強気買いも開始して良いと考えます。新規もナンピンもです。また新株予約権やエノモトのように公募増資した企業は極度に弱気の業績予想は開示しないはずです。言い換えると7月発表の同社の5月通期予想は、増収増益での強気の予想数字を公表してくれるのではと考えています。6/5(同社の強みと新株予約権資金活用先)5/18(新株予約権行使状況・買い残急増)5/8(目標微修正)4/17(nms同様にEMS企業に変身成功し進化中・新株予約権大量行使で種株仕込み完了のはず)4/9(歴史的な買い場となるかも・買い残に関して・目標修正)3/31(文句なし第3四半期・5月通期更に上方修正期待が浮上・概況&セグメント状況・目標修正)3/5(買い推奨再開・5月通期上方修正・上方修正理由・目標再設定)10/4(すべての目標達成で売り場探し)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1500~1550円(25週線回復)②1700~1750円(レシオ14倍)③1950~2000円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2050円(今期EPS135円予想しレシオ15倍)②2150~2200円(今期EPS135円予想しレシオ16倍・1月上場来高値2195円)③2300円(今期EPS135円予想しレシオ17倍)】は深押しと通期発表間近なために微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1350円(今期EPS130円想定しレシオ10倍)②1450~1470円(今期EPS130円想定しレシオ11倍強・日足最後抵抗線抜け)③1570~1600円(今期EPS130円想定しレシオ12倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1700円(今期EPS130円想定しレシオ13倍)②1800~1850円(今期EPS130円想定しレシオ14倍)③1950~2000円(今期EPS130円想定しレシオ15倍)】とし、7月発表の通期決算を確認後に再設定します。SP。