3551 ダイニック(東1) 1044円 +2円

3551 ダイニック(東1) 1044円 +2円

買い手も不在で長い間下値レンジの只中に。しかし今期は地味ながらも増収増益の予想です。PBRは0.4倍で、レシオは9.8倍。どう考えて割安顕著ながら業績同様に会社も地味ゆえに、ただでさえ買い手不在の市場の中にあって、更に買い手不在の状況に落ちいっています。ちなみに買い残は無いに等しい11万株。これほど少ないと、当欄御覧の会員様の信用建て玉が大半じゃないのかと思うくらいの少なさ。言い換えると上げサイン点灯さえ点灯すれば足は速いのではと考えています。そのためには2月から延々と言っているかもしれませんが1100円以上で完全にまずは引け切ることです。次に最後の抵抗線1200円回復して引けると長めの陽線(週足)で上げ始めると考えています。その1100円と1200円をいつ抜くか、それだけが上げ相場入りする唯一の課題と言えると思います。今期回復を示す第1四半期以降の決算発表が注目とはなるものの、一応前期のセグメント状況を・・・・①印刷情報関連→印刷被写体の布クロスは大型案件もなく、通帳関連も低調。産業用の品質表示ラベルは堅調。印字媒体ラベル等は国内外とも好調。売上は2%増の173億円で営業益12%減9.7億円。同社もやはり値上げが課題でしょう。ただし、フィードワンと同じで値上げ交渉はそんなに難しわけでもないはずです。多分フィードワン以上に容易なはず。すでに産業向けは値上げ開始していると思いますから、今期の業績回復を信用して良いと考えます。②住生活環境関連→不織布は展示用カーペットや自動車向けなどに堅調。壁装材は住宅着工数減少したのに好調。産業用ターポリンは低調。売上3%減137億円、営業益21%減4.5億円。不織布、産業用ターポリンは今期堅調と予想。しかし壁装材は前期並みか低調で、衣料用接着芯地も低調を予想。ならして考えるとわずかに増益程度を予想します。③包装関連→食品包装向けに国内外ともに堅調。売上0%増62億円、営業益5%増3.8億円。④その他→運送関連。売上39億円、営業益1.4億円。⑤感想→まずまず合格点を付与できるセグメント内容と判断します。いずれにしても1100円以上で引けることです。そこから新規もナンピンも本格買いするように。5/15(前期減益で今期回復通期・概要・セグメント状況・目標修正)3/29(減損処理して通期修正ないということは通期予想達成を確実視)2/9(減速はしても上々の第3四半期・概況・セグメント状況・EPS120円予想し目標修正)11/18(長い持ち合いブレイクで長く急激な上げ相場に転換へ・強靭な財務バランス・有機EL関連株)11/13(下期に利益厚いから文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・通期営業益営業益ざっと14~15億円予想し一株純益130円と予想・目標修正)10/26(今期予想に関し・下期に利益偏重する特殊性あり)10/17(ダイトーケミ同様に長い時をかけ業態変身に成功)9/27(目標修正)9/20(目標修正)9/14(水分除去シートで液晶関連の出遅れ株として急騰・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1270円(レシオ12倍)②1370~1400円(レシオ13倍・17年高値1420円)③1480~1500円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500~1600円(レシオ15倍)】。四半期好調確認し最大目標を一株純資産2400円前後に引き上げて行く方針(今期あたり投資用不動産などを売却する可能性も予想)。SP。