4461 第一工業製薬(東1) 810円 +90円

4461 第一工業製薬(東1) 810円 +90円

こんなものですかね。昨日までのど底値から日足1本でボトム離脱サインを点灯しました。5月高値814円を抜いて引けると上げサインも点灯させます。そしてその813円の売りモノが1万株しかないから、このまま上げサインも点灯させると判断して、今日から新規もナンピンも本格買い強気買い開始とします。25週線828円回復の830円以上で引けると1月年初1058円にちまちま向かい始めることになるはずです。5/18(目標修正)4/27(前期文句なし・今期減益予想・中期経営計画の数値目標・概況/経営成績の概況・セグメント状況と感想・目標再設定)3/31(通期上方修正・中期経営計画に関して・すべての目標達成済みで目標再設定)2/2(文句なし第3四半期・概況・投資妙味薄いために買い場探し停止・1200円接近なら売り場探し・強気買いは押し目でのみ・全目標達成で目標据置)11/1(上方修正済み第2四半期・概況・セグメント・目標修正)9/29(第2四半期上方修正・目標修正)9/11(目標修正)9/8(目標修正)9/4(目標修正)8/1(文句なし第1四半期・概況・第2四半期上方修正期待浮上・セグメント状況・目標再設定)4/27(通期・概況・セグメント状況・目標修正)3/1(目標修正)2/1(まずまずの第3四半期・自社株買い発表・セグメント状況・目標修正・ゆっくりと企業変身中)1/28(通期上方修正発表・インパクト不足なれど安定した決算・概況・目標再設定)1/29(第3四半期・概要・セグメント状況・目標再設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①880~900円(レシオ17倍)②1000~1050円(レシオ20倍・2月年初高値1058円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1050~1100円(今期EPS65円予想しレシオ17倍)②1150~1200円(今期EPS65円予想しレシオ18倍)】。SP。資料を。(1)概要・・・・過去最高の売上569億円、4期連続最高益の営業益50.5億円、経常47.2億円、純益33.5億円。売上は難燃剤や光硬化樹脂用材料好調。利益は高付加価値製品の販売好調で、原材料価格も低水準で推移できたとのこと。(2)セグメント(界面活性剤)・・・・ITや電子材料用に伸長。石鹸や洗剤用にも伸長。売上8%増214億円、営業益3%増21.7億円。文句なしの営業利益率。今後も安定的に拡大できると予想。(3)セグメント(アメニティ材料)・・・・口紅や化粧品などの香粧品や食品、エネルギー向けにすべて好調。売上7%増75億円、営業益54%増6.3億円。インバウンド効果も手伝い好調。(4)セグメント(ウレタン)・・・・建築用は住宅着工件数の減少で低調ながら、土木向けは好調。自動車の合成潤滑油用はやや低調。売上0%増91億円、営業益20%減1億円。良くても営業益は2億円台ですから大勢に影響は軽微。(5)セグメント(機能材料)・・・・電子用途やプラスチック用難燃剤用途向けに絶好調。難燃剤も光硬化樹脂、ポリウレタン水分散体などほぼすべて好調。売上12%増140億円、営業益47%増19.2億円。(6)セグメント(電子デバイス)・・・・セラミック材料向けには大きく落ち込み、太陽電池用は回復。売上25%増48億円で営業益2.1億円と完全に黒字に転換。まずまず。(7)世界に向けての準備・・・・①ドイツで展示会に参加してプラスチック用難燃剤の営業PRを開始。欧州での営業活動を開始するのでしょう。②シンガポールでトンネル工事用製品の展示会に出展。東南アジアに進出の準備。③需要増に対応するために四日市事業所の拡張工事を開始。来年6月に稼働開始の予定。(8)感想・・・・今期の予想を売上615億円、営業益42億円、経常41億円、純益27億円と減益の予想ですが、さもありなん。私が経営者でもそうするでしょう。前期があまりに良すぎたために喜びよりも畏れが先行。勝って兜のではありませんが、減益予想の発表は経営陣としては当然でしょう。成長に向けての投資や減損処理を考えると、まずはこれで良し。最終的には再びわずかながらも増益に転換して5期連続の最高益となることでしょう。