6300 アピックヤマダ(東2) 414円 +1円
ボトムは離脱しています。が、しかし、再騰サインがまだ点灯しません。今日の高値426円を抜いて引けると点灯し、5月高値461円を抜くと強い上げサイン点灯。値を消しているからまだ打診買い。今日の426円を抜いて引けてから本格買い開始とします。強気買いは週足のボトム離脱サイン点灯でもある25週線462円回復及び5月高値461円抜けの465円から完全開始とします。5/31(今期計画と中期経営計画/業績計画&今期上方修正する可能性も)目標株価Ⅰ【短期目標①480円(レシオ15倍・25週線)②530~550円(レシオ17倍・週足完全陽転)③600~620円(レシオ20倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①620~640円(レシオ20倍)】。業績拡大を確実と判断すれば最大目標を1月年初来高値695円ないしそれ以上に引き上げる方針。SP。資料の続き。(2)アピックヤマダの戦略・・・・①モールド金型→生産性と品質の向上を目指して地道な施策実施。社内の生産能力を18年に130%、20年には180%以上(17年比で)へ増強の予定。②金型の強みを→蓄積した金型技術の強みを活かして、メモリ市場への新製品投入、新技術で汎用トランスファー機の競争力強化、WLP装置のトップシェア維持と拡大、車載ビジネス拡大、新規ビジネス創出・・・をこれからも目指すと。③金型強みで→トランスファー成形や圧縮成形、MUFなど独自のモールド技術で微細化・軽薄短小・狭小充填の高度な顧客からの要求にこたえて他社との差別化を進める。④車載→HEV/EVのモータ搭載車両の普及拡大に伴うパワー半導体のモールド需要増に対応すべく大型モジュール用モールディング装置や高速デバイスマウンタなどを開発して投入し車載ビジネスを拡大。パワー半導体、センサーを中心にモールドや実装機の売上拡大と、欧州東南アジアそして中国からの受注拡大をさらに目指す。20年に27億円以上の売上を目指すとも。⑤新製品→メモリ製品向け新型基板圧縮成形装置「SCM-100G」を今第2四半期から納入開始。⑥海外→最大の市場の中国進出加速して、同時に中国市場を含めた車載市場でのシェアを拡大する方針。また同時に中国市場でのメモリー市場でも拡大を目指すとのこと。⑦感想→地味で地道な成長戦略や施策です。しかし、だからこそ実現可能。今期の業績拡大のためにすでにメモリー用新製品を開発済みで第2に投入することがすでに決定していることから見ても、石橋を叩いてわたる堅実経営であることがよくわかります。堅実経営ながら成長戦略を実施して、安定かつ着実に高い成長の二兎を追う経営方針や姿勢はエノモトや鈴木、ミタチ産業などと全く同じです。これらの銘柄が本格的に上げ始めてくる時間がじきに始まるでしょうから、待っていましょう。