6309 巴工業(東1) 2315円 +37円
年初来高値を更新しました。高値は2345円。週末に第2四半期を発表。売上6%増209億円、営業益23%増13.1億円、経常28%増13.4億円、純益33%8.8億円、一株純益89円。上方修正した10月通期予想はそれぞれ、430億円、21.9億円、22億円、14.9億円、149円。まだわずかに減益の予想。しかし、すでに先週指摘したように、第2四半期の数字で再び上方修正期待が浮上して第3四半期で増益転換に上方修正するものと予想して良いでしょう。セグメント状況は・・・・①機械製造販売→遠心分離機など機械や装置以外にも工事やメンテナンスなどサービス部門も伸長。売上8%増52.2億円、営業益37%増3.5億円。②化学工業製品販売→自動車や住宅用途や半導体製造装置向けなど堅調で、深?のコンパウンド事業も好調。売上6%増157億円、営業益19%増9.6億円。③感想→文句なし。今のところ前期比で減益になりそうな死角なし。上方修正を必至と判断して良いでしょう。売掛金(電子債権込み)は期末の142億円から146億円と高水準維持。しかも前期の第2四半期は130億円ですから、この点からも上方修正はやはり必至と想定して良いはずです。一株純資産は2780円(自己株除外)。レシオは15.5倍。まだ静かな強気買いを継続とします。慎重な投資スタンスに転換するかどうかを検討し始めるのは、レシオ17倍の2500円超えからとします。5/31(第2四半期発表目に通期上方修正)5/21(目標修正)3/7(日経新聞にも第1四半期発表を受けて同社予想保守的な見方と記事)3/1(上々の第1四半期で文句なし・スタートダッシュ成功・第2四半期は前期の10.6億円以上・セグメント状況/機械製造事業&化学工業製品販売事業・目標修正)2/20(遠心分離機の世界的企業・第1四半期はスタートダッシュ成功を予想)1/16(10月通期資料の解説/機械事業の受注状況&化学品の売上状況&今期の取り組み・06年高値3000円を目指し)12/23(前10月通期文句なし・今期予想は保守的・遠心分離機は国内トップで世界ではトップクラスの競争力を保持・セグメント状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2300~2350円(17年9月高値2312円)②2450~2500円(今期EPS165円予想しレシオ15倍)③2700~2800円(今期EPS165円予想しレシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2800円(今期EPS165円予想しレシオ17倍)②2950~3000円(今期EPS165円予想しレシオ18倍)③3300円(今期EPS165円予想しレシオ20倍)】はまだこのまま据え置きし、今日短期目標①を達成した分だけ修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2450~2500円(今期EPS165円予想しレシオ15倍)②2700~2800円(今期EPS165円予想しレシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2800円(今期EPS165円予想しレシオ17倍)②2950~3000円(今期EPS165円予想しレシオ18倍)③3300円(今期EPS165円予想しレシオ20倍)】とします。第3四半期や上方修正発表で再設定する方針とします。SP。