6638 ミマキエンジ(東1) 919円 +13円
強い上げサイン点灯寸前です。同社の場合は先週先々週と25週線(943円)回復して強い上げサイン点灯寸前まで行きながら2週にわたり失敗しましたが、他の株と違い下ブレを拒否して50週線前後で踏ん張っていました。今週の25週線回復は無理でも6月の早い段階で25週線回復及び決別となり、強い上げサイン点灯に成功すると予想します。ここは新規もナンピンも心もち強気買いして、先週高値954円抜けで強気買い完全開始とします。月足週足の最後抵抗線1000円以上で引け切れば、心おきなく強気買いへ。5/24(いちよし証券目標株価1450円・決算概況/経営成績概況/セグメント状況・目標修正)4/12(買い推奨開始・前期を上方修正・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①950~1000円(レシオ17倍・25週線回復・週足完全陽転)②1120~1150円(レシオ20倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1150~1200円(今期EPS60円予想しレシオ20倍・1月年初高値1288円)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①930~950円(レシオ15倍・25週線)②1050~1100円(レシオ17倍強)③1200円(レシオ20倍・1月年初1288円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1200~1300円(今期EPS65円予想しレシオ20倍・1月高値1288円)】。SP。資料の注目点を。エリア別の売上予想を見てみると、日本は前期比12億円増の146億円です。オリンピック開催を前にして商業印刷の需要は大きく増加するはずですから、予想の達成はほぼ確実。北米は3億円増の78億円と妥当な数字です。為替や貿易摩擦などの不安定要因を抱えているから、同社もそこらを考慮してガチガチに保守的な予想にしたのでしょう。そして最大の売上地域である欧州は前期比9億円増の172億円。イタリアの政治不安はあるものの、欧州経済の先行きに赤信号がともったわけでもありません。米国のトランプ関税のために減速した産業もあるものの、欧州の消費は比較的堅調です。商業印刷も同じく堅調なはず。同社の大型プリンターの需要も堅調のはず。アジアオセアニアは5億円増の98億円の予定。中国市場がけん引して上振れることさえ期待できると考えます。売上556億円、営業益27.5億円、経常24億円、純益18.5億円、一株純益61円の達成は確実視して良いでしょう。また利益の伸びを小さくしている理由は設備投資と減価償却費用の増加を想定しのこと。減価償却費用が想定より少ないなら(その可能大)、その点だけで上方修正できるはず。多寡はまだ不明なれど、上方修正することになるでしょう。