6300 アピックヤマダ(東2) 419円 +11円
ボトム離脱サインを点灯させ続けてはいるものの、まだ上げサイン点灯までには至っていません。上げサインは5月高値461円を抜いてから点灯します。それまではまだ新規もナンピンも打診買い。明日以降今日の高値432円を抜き短いながらも日足連続陽線を見せ始めるようなら強気買い本格買い開始の準備を始めるように。5/25(通期概要/第4四半期Ⅴ字回復/セグメント状況と感想)5/18(買い推奨開始・Ⅴ字回復の今期予想・同社の経営成績の概況やセグメント内容から今期のⅤ字回復を推量・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①480円(レシオ15倍・25週線)②530~550円(レシオ17倍・週足完全陽転)③600~620円(レシオ20倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①620~640円(レシオ20倍)】。業績拡大を確実と判断すれば最大目標を1月年初来高値695円ないしそれ以上に引き上げる方針。SP。今日は今期計画と中期経営計画に関して。(1)業績計画・・・・自動車はEV化や自動運転支援システムの進展などで車載向け半導体やパワー半導体の需要が拡大する可能性が高く、同社の後工程の製品群の需要は強いと想定していると。またIoTやキャッシュレス決済の社会の変革で5Gネットワークや中継基地、端末などの高速通信&処理と記憶媒体の向上などからの需要も増加へと。更に中国政府の半導体国産化の大規模投資の前工程が一巡したので、これからは後工程の設備投資需要が増加するはずと。売上126億円、営業益4.8億円、経常4.9億円、純益4.0億円。しかしもしこの会社想定の追い風が現実のものとなるとすれば、利益はもっと回復拡大するはず。また、地道なコストからも利益は増加するはず。前期の電子部品組立装置事業のセグメント益は8.8億円です。なのに全社費用などのコストが5.7億円と過大なために営業益が2.9億円。今期は電子部品組立装置事業のセグメント益を11.6億円として、全社費用を6.6億円としています。この全社費用を5億円ないし4億円前半に圧縮することができれば、営業益は5.5億円前後に上方修正することが可能になるということです。多分取り組んでくれると考えます。同社の中期経営計画の基本方針は、生産性と品質の向上や強みの強化と再構築、海外とのシナジー効果などを通じて、利益体質の転換と収益成長を目指すもの。つまり利益重視の経営に大転換するとの方針です。ならば、この全社費用に大ナタを入れて、コスト削減を行うはず。コスト削減と生産性の向上と売上好調の3つの条件を満たすことができれば、会社の予想や市場の予想をはるかに上まわるサプライズ決算を目にすることができるようになるかもしれません。内心期待しています。中期経営計画の数値目標は来期(19年度)は売上133億円、営業益8億円で、再来期(20年度)は売上150億円、営業益12億円。もし上記の3条件が揃うなら、来期目標の8億円は無理でも6億円前後まで上方修正する可能性が高いと予想します。続きあり。