8584 ジャックス(東1) 2496円 +7円

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株価は先週から50週線2600円をうかがいながら、25週線2523円前後推移しています。先週高値2633円を抜くと強い上げサインが点灯します(50週線決別で)。下値は2500円前後で堅いと判断して、このまま新規もナンピン心もち強気で買い場探し。先週足の引値2542円以上の2550円以上で引けて再騰サインと判断して強気買いとします。5/16(中期経営計画数値目標通りの今期予想・前期概況・部門別状況と感想・単価4000円の自社株買い発表・目標修正)4/18(中期経営計画18年度数値目標は営業収益1478億円・営業益127億円・純益82億円/中期経営計画公表済み)3/8(三菱UFJの後ろ盾で東南アジア事業拡大・三菱UFJのデジタル通貨とクレジットカード融合の新サービス開始の可能性)3/7(クレディセゾン東南アジアで融資事業)3/4(通期下方修正・修正の理由は貸倒費用想定以上計上・業容急拡大の前向きな理由での下方修正・一旦弱めに目標修正)2/3(前期並みでも文句なしの第3四半期・概況・セグメント状況・10%以上の増収こそ大いに評価・順調に業容拡大中・コストコントロール文句なし・海外事業順調・目標据置・東南アジア事業成長期待大)1/30(三菱東京UFJがフィリピン投資委員会と協定締結)1/26(コツコツと上昇予想・金利上昇で収益好機到来・三菱東京UFJデジタル通貨融合の新サービス提供可能性・東南アジア進出加速・オリコやクレディセゾンと比較し割安顕著・来年には06年高値6870円トライも)1/11(第2四半期資料の第二弾/業績の現状&クレジット事業の取り組み&オートローン事業の取り組み&クレジット事業の取り組み&カード事業取り組み&ファイナンス事業取り組み&海外事業の取り組み&総括・春に中期経営計画発表へ・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2800~2850円(年初高値2905円・レシオ12倍)②3050~3100円(レシオ13倍・17年高値2997円更新)③3300円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3300~3350円(今期EPS280円予想しレシオ12倍)②3600~3700円(今期EPS280円予想しレシオ13倍)③3950~4000円(レシオ14倍強・一株純資産4242円)】。SP。詳細はまたおいおいゆっくりと。通期資料を。(1)サマリー・・・・貸倒費用が増加したものの、国内外の事業拡大で増収と経常増益を確保と。クレジットとファイナンス事業がけん引して営業収益は143億円増。事業が急拡大しているから販売管理費が49億円増加。未収債権などの貸倒費用58億円増加。金融費用インドネシア子会社増加で27億円増。これだけマイナスの影響があっても経常は9億円増127億円で着地。これら成長費用がないと仮定すると相当に大きな増益だったということになります。米百俵の施策を講じながら増益で着地する点は、同じく大規模成功投資の米百俵展開しながら好業績のテラプローブやnmsと同じように大いに評価して良いはずです。(2)事業別概況・・・・すでに決算発表の時に事業別は一旦解説しているので、目立った項目だけ。クレジット事業は取扱高も営業収益も安定的に拡大を継続しています。またオートローン事業も安定的に拡大。クレジット事業の割賦利益繰延残高は事業拡大とともにここ数年急拡大。前々期の1145億円から前期末は1268億円に拡大。将来獲得する利益が増加していると考えて良いはずです。カード事業のカード会員数は702万人に順調に拡大し、稼働率も53%で稼働会員数も372万人に拡大。稼働会員数の増加はやはり今期の増収増益を確実とする条件ともなるはずです。ファイナンス事業は成長拡大の一途。住宅ローンは前々期の1兆1707億円から1兆2559億円に保証残高が拡大し、銀行個人ローン保証も親のフォローもあり4671億円にやはり拡大。集金代行も取扱高が1兆1029億円と拡大の一途。これらを見ると、貸倒費用さえ抑制することができれば、今期は前期下方修正する前の数字、営業益153億円、経常153億円、純益98億円、一株純益284円に向けて逆に上方修正する可能性させあります。いずれにしても、この押し目を買付単価4000円の自社株買いが執行されているとして、積極的に買い場探しを行う予定で良いでしょう。次回は中期経営計画などに関してコメントします。