6165 パンチ工業(東1) 1182円 -83円
いちよし証券がレーティングを再発表。今期予想を受けてと思いますが、想定した成長率からは少し後退したとして、格付けは最上位『A』のまま目標株価だけ1800円から1700円に引き下げを発表。しかしそれでもここから十分な値幅です。昨日一昨日の上げでいよいよ1月年初1533円にトライ開始したと思った瞬間、日経平均の急落に連動して台無し。一から仕切り直しとなってしまいました。しかし、下値は引き続き1200~1100円で堅いから下値を過度に警戒する必要なし。しかもまだ連続陽線を出していませんし(週足)、先週に続き今週も25週線1270円回復に失敗となりました。来週に仕切り直し。来週以降に1270円回復して引けてから本格買い強気買いとします。2週失敗だと、その方が効率的投資になると判断して。通期決算短信の内容を。(1)経営成績の概況・・・・16年よりスタートした中期経営計画「バリュークリエーション2020」目標達成に向けて、「販売5極体制確立」「サービス向上」「高収益事業推進とR&D強化」「働き方改革」を行い、ベトナム工場での半製品生産開始、米国販売拠点の営業開始、大連工場増設などの諸施策を着実に実施したと。日本では、自動車、電子部品、半導体関連など年間を通じて堅調。新規分野も食品・医療・飲料と底上げの形で受注好調。中国も自動車・電子部品・半導体と引き続き好調で、高付加価値製品の販売も堅調。売上11%増410億円。営業益は、事業拡大に伴う設備投資増加で減価償却費用も増加したものの、それを吸収して打ち返し営業益42%増28.4億円、経常45%増27.3億円、純益30%増17.8億円。文句なし。これで上がらない方がよほどに不思議です。また第1四半期は多分スタートダッシュ。売掛金は前々期比114億円から120億円に拡大して着地。今期予想の売上2%増420億円、営業益2%増29.2億円、経常2%増28億円、純益15%増20.7億円、一株純益94円は第1四半期時点で上方修正期待の浮上に成功するとも予想します。25週線1270円を完全に回復して1300円台で引け出せば、心おきなく強気買いを開始するに十分にたる通期決算の数字と内容でした。5/11(地味ながら文句なし前期と今期予想・5期連続最高益更新予想・概況・目標修正)4/9(中国市場がけん引し今期も金型事業底堅いと予想・目標修正)2/9(推奨再開・文句なし第3四半期・1100円接近を強気買い方針・株式2分割で目標再設定)11/15(すべての目標を達成で売り場探し・目標修正)11/11(文句なし第2四半期・概況・好調の要因・目標修正)10/2(やはり2200円以上は売り場探し)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1330円(レシオ14倍)②1400~1430円(レシオ15倍)③1500~1550円(レシオ16倍・1月上場来高値1533円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1550~1600円(レシオ17倍)】。SP。