6246 Tスマート(東2) 1431円 +21円
この分だと同社も週足陽線を連続させて当分の間上昇を続ける可能性。今日の時点で週足陽線足は3本(厳密に言えば4本ですが5月から明確にボトム離脱を開始したと判断して)。テラプローブと同じで週足陽線をあと3本くらい重ねてくれそうな感じがしています。ただ、テラプローブと違い、レシオがすでに13.7倍ゆえに、この連続週足陽線で年初来高値1893円更新や17年高値2095円にトライできるかどうかは微妙です。しかし、レシオ17倍の1750円前後までは上昇できると考えると、年初1893円に接近するまでは上昇することが可能と考えます。値ブレに注意しながら、明日もこのまま静かに強気買い継続とします。決算短信からまず①業界の概況を・・・・同社の関係する光学系フィルム業界は中国で液晶フィルムの大型投資が進み、車載用リチウムイオン二次電池も中国や米国で大型投資。国内はいずれもまだ中小型の投資しかないと状況で、このような状況はまだ2~3年続くと同社は分析。それを踏まえて、同社は高い成長が期待できる電気自動車関連の車載用リチウムイオン二次電池の電極、セパレータ用燃料電池用塗工乾燥装置、光学フィルムタッチパネル用塗工装置、医療材用塗工乾燥装置などを開発して受注獲得を海外を中心に強化しているとコメントしています。また今期の業績拡大予想を前に、前期には受注高の伸びを実現できたともコメントしています。②売上損益の概況は・・・・売上状況はディスプレイ部品関連機器は前期比2.2倍の50億円、機能性紙フィルム関連塗工装置は2.7倍の37億円、エネルギー関連機器は27%減42億円で売上31%増の142億円。うち輸出の比率は78.8%。営業益25%増12.6億円、経常24%増12.8億円、純益28%増8.9億円。③受注の概況は・・・・受注高は15%増185億円。このうち輸出関連受注高は10%増の146億円。大事な受注残高は51%増の126億円で、そのうち輸出関連分の受注残高は47%増の107億円。文句なし。最後に④研究開発活動は・・・・タッチパネル用ハードコートフィルム&反射防止フィルム&透明導電性フィルムなどの対応する薄膜塗工が可能な新製品の開発を進め、生産効率向上を目指すリチウムイオン二次電池製造の両面同時塗工装置や高速間欠塗工装置、セパレータ用高速両面塗工装置などを開発中と。⑤感想・・・・事業戦略や生産効率、採算性など文句なしの通期決算短信の内容と数字でした。満点です。5/18(新株予約権行使状況・6月から上げ始めると予想)5/11(上々通期・サプライズ今期予想・概況・高水準受注残・目標修正)4/11(買い推奨再開・新株予約権発行下限行使価格1100円に向けて下落・調達資金の活用方法・成長確実視・新成長戦略の発表期待・今期予想に関して・目標再設定)8/23(買い推奨停止し売り場探し・目標修正)8/16(目標修正)8/5(サプライズスタートダッシュに大成功第1四半期・概況/経営成績に関する説明・目標再設定)5/31(買い停止して売り場探し開始)5/22(目標修正)5/15(文句なし通期決算・概況/経営成績の概況or受注概況or研究開発・目標修正)4/28(今期予想への警戒は800円に乗せて・目標修正)4/13(深押しで目標修正・今期もリチウムイオン電池向けなど好調の予定)3/29(目標修正)3/25(増配発表)3/21(目標修正)2/16(買いは慎重に・660~700円の下げて調整する可能性)2/13(第3四半期サプライズ決算・概要・業界状況or売上及び損益or受注・目標修正・700~650円押し目で強気買いする方針に)1/24(慎重に・これからは強気買いは押し目で・目標修正)1/17(目標修正)1/4(有機ELや次世代半導体の製造工程で必要不可欠な技術・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1500~1550円(週足陽転・50週線回復・レシオ15倍)②1750~1800円(レシオ17倍)③1950~2000円(レシオ約20倍・1月年初高値1893円更新)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2100円(レシオ20倍・17年高値2095円)】。SP。