5018 MORESCO(東1) 1993円 +17円

5018 MORESCO(東1) 1993円 +17円

コンテック以上のど閑散で出来高はわずかに1万株。しかし、このど閑散のまま200日線2019円及び50週線2036円を回復して、強い上げサインを点灯させると予想。このまま静かに強気買い継続で。ただ、50週線回復の2050円から本格買いした方が効率的とは思います。2月通期の資料には追加の材料になりそうな項目はなかったものの一応。2月通期説明会資料を。(1)実績・・・・①特殊潤滑油部門→売上は4%増の125億円。数量も4%増。DC油剤や切削油剤及び作動油は国内既存顧客や新規顧客からの受注で好調。また高付加価値製品も好調。中国や東南アジアからの受注も堅調。鍛造油も自動車鍛造部品の輸出増に支えられて好調。自動車ケミカル製品は在庫調整で低調。しかし総じて好調。②合成潤滑油部門→売上は5%減27億円。数量は3%増。高温用潤滑油は自動車向けに堅調。しかしハードディスク表面潤滑油が低調で減収。③素材部門→売上は5%増35億円で数量は0%減。流動パラフィンの出荷堅調で価格上昇にも成功したと。④ホットメルト接着剤部門→同社の次期の戦略的製品です。売上は6%増72億円、数量も9%増。衛生材用途(紙おむつなど)は国内は下記低迷したものの、中国やインドネシアで堅調そのもの。粘着フィルター向けも、大気汚染が激しい中国で空気清浄機フィルター向けに大幅増を実現し、国内も好調。⑤感想→主力の①④がまさに絶好調ですから、全体を通してほぼ満点に近い前期の製品別販売状況だったと断じて良いでしょう。(2)中期経営計画・・・・ホットメルト接着剤の用途拡大や切削油や熱間鍛造潤滑油の海外販売の拡大とインド事業の立ち上げをメイン施策として、今期予想は売上300億円、経常27.5億円。来期数値目標は売上320億円、営業益30億円。再来期(21年2月期)の数値目標は売上350億円、経常35億円。感じとしては順調に中期経営計画の数値目標を達成できると感じています。レシオは11.3倍。探せば強気買いすべき株はたくさんまだまだあります。が、しかし、如何せん、市場参加者が依然として極端に不足の状態です。6月にならないと参加者が市場に戻ってこないのでしょう。その前にど閑散のままじりじりと上げて行く株も登場するはずです。同社やユニマットRCやコンテックなどのように。4/12(買い推奨開始・水と油のスペシャリスト企業・わずかに減益前2月通期・緩やかに回復の今期予想・概況・セグメント状況と感想・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①2050~2100円(レシオ12倍・50週線回復)②2250~2300円(レシオ13倍・1月年初2280円・17年高値2345円)③2450~2500円(レシオ14倍・15年上場来高値2500円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500~2600円(上場来2500円更新・レシオ15倍)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2100~2150円(レシオ12倍強)②2300~2350円(レシオ13倍強・1月年初2280円更新・17年高値2345円)③2450~2500円(レシオ14倍強・15年上場来高値2500円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500円(上場来2500円・レシオ14倍強)②2600~2700円(レシオ15倍)】とします。業績拡大確実と判断すれば最大目標の引き上げ(レシオ17倍相当に引き上げ)を含め再設定します。SP。