2060 フィードワン(東1) 272円 -10円
買い推奨再開。前期は4月末に下方修正して、売上0%減2075億円、営業益23%減37億円、経常20%減41億円、純益24%減29.7億円、一株純益15円で着地。内需株の一角には1~3月期に急減速した企業も多々存在した模様です。同社や昨日決算発表したニッピなどがその好例でした。そのニッピは1~3月期の減速を考慮して減益予想の今期予想を発表しましたが、同社の方は意外にも強気の予想を発表しました。売上2153億円、営業益47億円、経常51億円、純益47億円、一株純益23円の予想と発表。Ⅴ字回復の予想です。ほぼ前々期の営業益48億円、経常51億円、純益39億円、一株純益20円の水準(一応最高益)に回復の予定です。ニッピなどの国内企業と違い早めにⅤ字回復の予想を打ち出したのは原材料価格の低下を勘定してでしょう。米中貿易戦争から大豆価格などが下落に転じていますから、同社の飼料の原材料コストが低下をし始めているものと思います。加えて規模です。飼料市場において高いシェアなど有して、また横並び意識も強いために、飼料価格の値上げにすでに成功しているために、今期の業績回復を予定することが可能となっているものと考えます。ゆえに、今期のⅤ字回復はとてもリアルと判断します。一株純資産は166円。配当は4円50銭を継続。昨日一昨日と急伸して一旦昨日は285円まで上昇して年初来高値を更新しました。乱高下しながらゆっくりとゆっくりと17年高値(上場来)353円に挑戦すると考えて、値ブレに注意しながら今日のような押し目押し目を静かに丹念に強気買いとします。10/5(350~360円で売り場探し・買い推奨停止・目標修正)10/3(慎重な投資姿勢に転換は300円乗せから・目標修正)9/13(目標修正)9/7(第1四半期・概況・セグメント状況・目標修正)7/25(ベトナム工場生産能力引き上げ・目標修正)3/20(上方修正と増配)3/14(微修正)3/8(目標修正)3/6(目標修正)3/2(目標修正)2/23(目標修正)2/16(経営成績に関する説明コメント・目標修正)2/9(上々の第3四半期・概況・目標据置)検索チェック。10月高値353円ですべての目標をほぼ達成済みゆえに再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①285~290円(レシオ12倍)②310~315円(レシオ13倍)③340~350円(レシオ14倍強・17年上場来535円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①350~360円(レシオ15倍)】とします。SP。ちなみに同社も中期経営計画を公表しました。来期の数値目標は売上2197億円、経常53億円。再来期の数値目標は売上2285億円で経常55億円。まずまず。ただ、中期経営計画を評価するなら、nmsやジャックスの意欲的中期経営計画を評価して同社以上に強気買いすべきではとも考えます。詳細はまた来週以降にゆっくりと。