7745 A&D(東1) 741円 +3円

7745 A&D(東1) 741円 +3円

前期は売上9%増441億円、営業益2倍の23.7億円、経常2.1倍の23.3億円、純益3.8倍の18.2億円、一株純益89円とⅤ字回復して着地に成功しました。注目の今期予想は更に業績回復し売上465億円、営業益26億円、経常24億円、純益19億円、一株純益92円と発表。文句なし。一株純資産は771円で、配当は12円を継続の予定。ついでに中期経営計画を発表。2020年3月期(来期)数値目標を売上500億円、営業益34.3億円、経常31.8億円、純益22.6億円と意欲的な数字を打ち出し、21年3月期数値目標を売上540億円、営業益49億円、経常47億円、純益32.3億円、と更に意欲的な数値目標を掲げました。今年を含めて3年後に今期予想の営業益経常から2倍近くに拡大する強気の数字を掲げたことになります。また成長拡大のために昨日、JQ市場に上場するホロン(7748)株をTOBして資本業務提携するとともに連結子会社化すると発表。良い戦略と考えます。文句なしの通期決算発表と断じて良いでしょう。セグメント状況は・・・・①計測計量機器→日本においては計測制御シミュレーションシステム(DSPシステム)及び油圧試験機やロードセルなどと計量機器と全般に販売好調を実現。米州はDSPシステムの販売が進展して堅調。アジアオセアニアは韓国において生産ライン組込用高精度センサーが好調で、中国では試験機の大型案件獲得に成功。売上9%増266億円、営業益68%増16.9億円。②医療健康機器→日本での健康機器は血圧計は減少したものの、リストバンド型活動量の大口受注に成功して前期並み。医療機器は全自動血圧計など好調。また製品生産の中国工場での採算性が改善したとコメント。米州では退役軍人向けに大口受注に成功して、カナダも好調。欧州はロシアは競争激化したものの、英国での販売体制見直しで売上は増加。売上9%増174億円、営業益7%増21.2億円。③感想→セグメント内容はほぼ満点の合格点です。このまま高値に挑戦を開始するかどうか不明なれど、一応週明けはこのまま新規もナンピンも強気買いとします。押せば押したで75日線685円に向けて押す700円前後を天与と考え強気買い。今週高値高値771円を抜くようなら、このまま1月年初高値927円更新へと考え、そのまま強気買いないし追撃買いとします。5/8(目標修正)3/26(強気買い推奨再開・ほぼサプライズの第3四半期・概況/セグメント状況・目標再設定)2/27(2017・いまいち第3四半期・下方修正・下方でも順調・概況/セグメント状況・目標再設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①800~830円(レシオ17倍)②900円(レシオ18倍強・1月高値927円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①900~930円(1月高値927円・18年度EPS55円予想しレシオ17倍)②990~1000円(18年度EPS55円予想しレシオ18倍)】は想定以上のⅤ字回復となるために修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①900~920円(レシオ10倍・1月年初高値927円)②1000円(レシオ11倍・13年高値1003円)③1100~1150円(レシオ12倍強)】~ 目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1200円(レシオ13倍)②1280~1300円(レシオ14倍)③1380~1400円(レシオ15倍)】とします。SP。詳細は来週以降にまたゆっくりとコメントします。