6143 ソディック(東1) 1309円 +34円

6143 ソディック(東1) 1309円 +34円

第1四半期は売上183億円(前期は211億円)、営業益22.2億円(前期14.4億円)、経常19.4億円(前期16.3億円)、純益13.2億円(前期11.3億円)、一株純益28円で着地しました。上々のスタートに成功です。一株純資産は1160円に。第2四半期予想の売上410億円、営業益41億円、経常41億円、純益29億円、一株純益61円に対しての進捗も十分でしょう。12月通期予想のそれぞれ、810億円、80億円、80億円、57億円、121円に対しても進捗十分と考えて良いはず。まだ上方修正期待までは浮上してはいないものの、今期予想の達成を確実視して良い第1四半期だったと判断します。セグメント状況を・・・・①工作機械→同社の最大の市場である中国にては春節休暇に伴い生産販売が一部停滞はしたものの、モノづくりの高度化や自動化システム推進の恩恵を受けて春節明けに自動車やスマホ向けに回復して好調。北米は慎重な動きだったものの、国内は好調。タイやインドなどアジア地域も自動車向けに好調。また営業強化を図りつつある欧州も自動車や航空宇宙向けに堅調と。売上133億円でセグメント益23.6億円。文句なし。②産業機械→コネクタやセンサーなど自動車関連向けが日本・中国・アジアで好調。北米も医療機器向けに好調。ただし、中国の春節休暇の影響がまだ全体としては残り力強さはなかったと。売上24億円でセグメント益1.4億円。③食品機械→製麺機や麺製造プラント機械、包装米飯製造装置など受注や出荷は計画通りで進捗と。売上10億円、セグメント益0.6億円。④その他→精密金型成形事業や要素技術事業など。絶好調で売上15億円でセグメント益3.0億円。⑤感想→セグメント内容はほぼ満点と判断。それどころか、文面を読むと同社の主地盤の中国市場では好調でもまだ春節休暇の影響があるようです。ならばです。その影響から完全に脱出する第2四半期以降はこの第1四半期以上の数字を稼ぐ可能性が高いということになります。ならば、わずかなが上方修正期待の浮上の考えておいて良いかもしれません。とは言え同社もエノモト株などと同じでいまだにど底値。まだ打診買い。本格買い強気買いはボトム離脱と上げサイン点灯の50週線1400円及び1430円を抜き切ってから開始するように。新規もナンピンも1400円回復で本格買いをゆっくりと開始し、1450円以上で引けて完全に強気買いに転換するようにしてみてください。4/25(放電加工機分野で世界トップクラスのシェアと技術開発力を持つ企業)4/18(今期予想は)4/6(成長株区分で下げ)3/27(食品機械事業の業績観測記事・今期最高益更新と)3/14(今後の業績拡大で2000円台での活躍も・目標修正)3/12(文句なし12月通期解説・上方修正して今期営業益90億円前後を予想しサプライズなら100億円も・圧倒的な技術開発力&新製品と柔軟な生産体制を紹介・セグメント状況・信用残改善中)3/5(買い推奨開始・12月通期・概況と概要・東海東京証券目標引き上げて1950円目標に・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1550円(今期EPS130円予想しレシオ12倍)②1700~1750円(今期EPS130円予想しレシオ13倍強)③1850~1900円(今期EPS130円予想しレシオ14倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1900~1950円(今期EPS130円予想しレシオ15倍)②2100円(今期EPS130円予想しレシオ16倍)】は、一株純益はまだ130円前後の予想となるので、このまま据え置きとします。上方修正期待を確認して再設定したいと考えます。SP。詳細解説は来週以降にゆっくりとまた。