9514 エフオン(東1) 1452円 -49円

9514 エフオン(東1) 1452円 -49円

完全に想定外です。よもやこれほどの増益幅になるとは。第3四半期発表。売上11%増81億円、営業益29%増23.5億円、経常39%増22.1億円、純益22%増17.9億円、一株純益100円で着地。想定以上の増益です。売電事業が気候安定を受けても堅調に推移しています。また、IHI等がバイオマス発電に参入しますが、まだ同社の優位性が維持されているということでしょう。この着地で、6月通期予想の売上8%増108億円、営業益8%増28億円、経常15%増26.5億円、純益19%増24億円、一株純益14円は上振れる可能性が浮上。前期第4四半期は26億円の売上で営業益7.5億円です。今期も第4四半期売上は27億円の予定で、利益率は前期以上のはずですから4~6月で営業益は7.5億円以上積み上げることができるはずで。ならば今期の営業益は30億円台に乗せるか30億円前後に上方修正することになると予想します。すると一株純益は143~145円程度に上方修正することになると予想します。また株式1.2分割を発表。明日の市場の反応に注目。好決算を素直に反応するようなら一旦強気買い。押すようなら1350~1300円を強気買いとします。高値にいるから市場がどちらで反応して来るか不明です。押せば強気買いです。4/24(決算発表をにらんで一旦慎重な投資スタンスに)4/4(昨年10月いちよし証券カバレッジ評価『A』目標株価2200円に引き上げ・計算上妥当な数字)3/27(政府再生可能エネルギーへのシフト加速の記事・目標強気に修正)3/22(地政学上の緊張の高まりから再生可能エネルギー再評価)3/19(日本製紙国内最大バイオマス発電所建設・合弁事業や混合燃焼バイオマス発電を今後行う可能性も)3/15(コード番号間違い9615・短期筋御用達の色合い濃い)3/14(買い残の推移・森林由来未利用材活用し高採算性・高い売電単価と獲得容易で豊富な原材料・目標修正)3/12(買い残は過去レベルと比べればさしたる水準でなし)3/9(買い残について)3/8(高水準の木材チップでの発電可能)2/22(ストックビジネスの会社・第2四半期資料の解説/実績&セグメント別四半期推移(省エネ)&セグメント別四半期推移(グリーンエナジー)&発電実績&強み&バイオマス発電所建設・目標修正)2/6(文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・目標設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1550~1600円(レシオ12倍・17年高値1699円)②1750~1800円(レシオ13倍強)③2000円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2050円(来期EPS145円予想しレシオ14倍)②2150~2200円(来期EPS145円予想しレシオ15倍・いちよし証券目標株価2200円)】は昨日1573円まで上昇して短期目標①を達成したので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1570~1600円(今期EPS145円予想しレシオ11倍)②1730~1750円(今期EPS145円予想しレシオ12倍)③1850~1900円(今期EPS145円予想しレシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1900~2000円(今期EPS145円予想しレシオ14倍)】とします。最大目標を引き下げるのは、今後木材チップ価格は高騰すると思いますから原材料コストが上昇すると思います。またIHIなど資本力のある企業が相次いでバイオマス発電に参入すると同社の優位性が小さくなると考え、最大目標をわずかに引き下げます。SP。