3176 三洋貿易（東１） 2248円 ＋108円
第2四半期を発表。売上17％増397億円、営業益6％増29.9億円、経常2％増30.6億円、純益4％増19.8億円、一株純益138円で着地しました。インパクトはないものの上々です。この分なら、9月通期予想の売上9％増743億円、営業益0％減49.5億円、経常2％減51.5億円、純益1％減33.1億円、一株純益231円は上方修正することになれると予想します。配当は59円の予定。一株純資産は1780円。セグメント状況は・・・・・①化成品→ゴム関連は主力の自動車や家電向けに合成ゴムや副資材の受注堅調。輸出品は低迷。化学関連商品は塗料・インク・フィルムなど電材輸出など好調。畜産や医薬品関連も好調。売上5％増142億円、セグメント益4％増9.3億円。②機械資材→自動車内装材が予想市場に好調。バイオマス大型案件も獲得。摩擦摩耗試験機やバイオ関連機器なども好調で、ガス分析器なども好調。売上25％増139億円、セグメント益23％増18.1億円。③海外現地法人→米国や中国ともに売上は好調でした。自動車内装材関連や吸水性ポリマーなど。しかし為替変動もあり利益は低調。タイはゴム関連が自動車向けに好調とのこと。売上31％増92億円、セグメント益9％減3.7億円。④国内子会社→半導体関連などの輸出は好調だったものの、国内の地熱分野など低迷して増収ながら減益。売上6％増21億円、セグメント益12％減2.4億円。⑤感想→主力のセグメント①②が好調ですからもちろん合格点ですが、同社の場合はコストコントロールが優秀です。多少低迷しても安定した利益を確保する収益管理能力を持っていることが、このセグメントから確認できると思います。良いセグメント内容です。ただしまだ打診買い。高値2319円で75日線2271円を抜いたのでボトム離脱サインが点灯しかけたものの、京写と同じでまた失敗。75日線以上で引けるか今日の高値を抜いてから本格買い開始とします。強気買いは25週線2400円回復とし、強い上げサインが点灯すると予想して50週線2480円を回復で追撃買い方針とします。明日以降2300円以上引けるか2319円をザラバで抜けば本格買い開始で。8/6（第3四半期文句なし・概況・セグメント状況・目標修正）7/3（2900円なら売り場探し・目標修正）6/25（目標修正）6/14（文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・目標修正）4/26（目標修正）4/25（第2四半期と9月通期上方修正・再設定）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2900～3000円（今期ＥＰＳ250円予想しレシオ12倍）②3250～3300円（今期ＥＰＳ250円予想しレシオ13倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3300～3500円（来期ＥＰＳ250～270円予想しレシオ13倍）】は再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①2550～2600円（今期EPS235円予想しレシオ11倍）②2800～2850円（今期EPS235円予想しレシオ12倍・1月年初高値2882円）③3050円（今期EPS235円予想しレシオ13倍・17年上場来高値3010円更新）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3050～3100円（今期EPS235円予想しレシオ13倍）】とします。上方修正等を確認すれば再設定することにします。ＳＰ。