5208 有沢製作所(東1) 1001円 -11円

5208 有沢製作所(東1) 1001円 -11円

12月に1400円から売り場探しとして買い推奨を停止した同社株ですが12月高値1349円から2月安値は895円まで下げていました。そして本日通期決算発表。この発表を受けて今日から再び買い推奨を再開します。前期は売上18%増409億円、営業益2倍の36.2億円、経常50%増40.4億円、純益69%増34.5億円、一株純益96円で着地。文句のつけようもありません。これだけ良いと前期が良すぎて減益予想を発表しそうだと考えていましたが、予想を裏切り更に業績拡大の増収増益の予想を発表しました。サプライズに近いと考えて良いでしょう。売上477億円、営業益17%増42.5億円、経常34%増54.5億円、純益4%増36億円、一株純益100円の予想と発表。驚くべきはその収益率。営業利益率が成長株の条件の一つとも言える10%超えを果たしました。文句なし。一株純資産は1378円に拡大し、配当は前期34円で今期は未定なれど大幅増配はほぼ確実です。ここまでサプライズなら明日はボトム離脱と上げサイン点灯の50週線1045円と200日線1070円を抜きにかかると考えて、明日からそのまま強気で買い対応再開とします。25週線1111円を回復で強い上げサインを点灯します。12/21(買い推奨停止して売り場探し)11/22(ここから慎重に・1300円から買い停止し1400円接近場面で売り場探し・目標修正)11/11(文句なし第2四半期・概況・目標修正)8/17(慎重な投資姿勢に転換しは1200円から)8/4(目標修正・15年高値1178円を意識してくれば一旦は売り場探しも)8/3(スタートダッシュ成功第1四半期・概況・第2と通期を上方修正・目標修正)7/26(ここからは更に慎重な投資姿勢に転換)7/25(目標修正)7/20(ここからは少し慎重に)6/29(シコリなし)6/13(レシオ13倍&一株純資産1311円&持分企業にポラテクノ)5/18(第4四半期急回復からすると上方修正期待浮上・ポラテクノの持分益拡大も・目標修正)5/9(Ⅴ字回復の今期予想・目標修正)4/25(北川精機の好決算で)4/18(ポラテクノの業績拡大の可能性)4/13(プリント基板需要に支えられ)3/30(目標修正)2/3(第3四半期・持分企業ポラテクノも業績急回復・概況・目標再設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1400円(レシオ17倍・一株純資産1318円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400円(レシオ17倍強)】はほぼすべての目標を達成済みゆえに12/21のコメント通り再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1200円(最後の抵抗線抜け・レシオ12倍)②1300~1350円(レシオ13倍強・一株純資産1378円)③1450~1500円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500円(レシオ15倍)②1600円(レシオ16倍)】とします。SP。セグメント状況をちょいと・・・・・①電子材料→フレキシブルプリント配線板材料の受注が好調では前期比で64億円増の267億円。②産業用構造材→航空機用内装材が堅調なれど、水処理用圧力容器が低迷して売上0.9億円減の72億円。しかしまずまず。また航空機用内装材の方が利益率が高いはずだから減収でも問題なし。③電気絶縁材→インフラ向けに微増。売上1億円増の32億円。④ディスプレイ材料→3D関連に販売増。売上1億円増の29億円。⑤感想→安定的に製品販売増を記録すると同時にコスト削減などを行い利益率の向上に成功したものと判断して合格点です。