2714 プラマテルズ(JQ) 985円 +30円

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お昼に今期予想は前期比並の数字を発表する可能性が高いと言いましたが、半分外れて半分当たったと思います。まずは今期予想を。売上3%増620億円、営業益8%減11億円、経常7%減10.5億円、純益5%減7億円、一株純益82円の予想と発表。なんだ減益の予想じゃないかと思われるかもしれませんが、前期の会社予想は営業益10.8億円、経常10.3億円、純益6.7億円、一株純益78円の予想でしたから、今期予想の数字の読みは当たったものと我ながら考えます。つまり、前期は第3四半期に続きまた上方修正したから、結果的には減益の予想となったことになります。その再度上振れ着地した前期通期は売上16%増600億円、営業益51%増12億円、経常45%増11.3億円、純益40%増7.3億円、一株純益86円で着地。文句なし。一株純資産は1200円に拡大し、配当は今期予想も前期も21円に。同社はこの好調さの理由を、資源価格(特に原油)上昇などの恩恵もあり、国産ナフサ価格が堅調で、為替レートも安定したからと言っています。しかし1~3月期は波乱だったはずです。事実、決算発表した企業の中には明らかに減速したり、1~3月期にコスト増に対応できなかった企業もみられました。その中で、最終四半期で更に上振れたということは、同社の収益構造がいかに強固なのかの証と考えます。売掛金は前期末の144億円から162億円に増加して着地。また第3四半期の160億円からもわずかに増加して着地。ならば、今第1四半期は、前期の営業益3億円、経常2.8億円、純益1.9億円を上回るスタートダッシュに成功すると予想します。つまり、最終的に前期比増益に上方修正すると予想します。第2四半期発表時に修正することを有力と考えます。明日は市場の反応を見てから買い場探し。どう見ても満点の内容のインテリックスの第3四半期でさえ、パット見だけで判断して下げてしまいました。同社もパット見の今期減益予想を嫌気して下げて来るかもしれません。しかし、下げればインテリックスの時と同じで天与の到来なのだと割り切り強気買いする方針でいてください。押せば75日線944円を意識する940±10円か、75日線と25日線との940~900円レンジのいずれかを強気買いとしておきます(940円前後を有力と予想)。また逆に75日線を割らずにこじっかりだったり、少しでも強がるようなら、そのまま静かに買い場探しとし、今日の高値998円抜けの1000円回復で完全に強気買い再開とします。一株純資産が1200円でもあるために、ひょっとしたら強がり始めるかもしれません。4/10(値上げ順調な模様・目標修正)2/23(目標修正)2/6(目標修正)2/1(文句なしの第3四半期・概況・売掛金大幅増・目標修正)12/20(目標修正)11/22(目標修正・第2四半期・概況)9/1(目標修正)8/17(目標修正)8/16(会社紹介第2弾)8/2(好スタート第1四半期・会社紹介・アジア中心にグローバル展開・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1000~1050円(週足完全陽転・今期EPS80円予想しレシオ13倍)②1100~1120(今期EPS80円予想しレシオ14倍)③1200~1250円(今期EPS80円予想しレシオ15倍・1月上場来1240円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1250~1300円(今期EPS80円予想しレシオ16倍)②1400円(今期EPS80円予想しレシオ17倍強)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1050~1070円(レシオ13倍)②1150円(レシオ14倍)③1250~1300円(レシオ15倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1300円(今期EPS86円予想しレシオ15倍)②1380円(今期EPS86円予想しレシオ16倍)③1450~1470円(今期EPS86円予想しレシオ17倍)】とします。EPS86円は前期のEPSです。前期比増益に修正するなら当然最大目標も引き上げる方針とします。SP。