ドル円 107円81銭 17銭円安

 ドル円 107円81銭 17銭円安

107円50銭の抵抗線を抜いているためにテクニカル上は円安方向の動きとなっています。しかし、トランプ政権が日本を為替監視対象にしているために米国からの警戒感を心配して強い円安の動きになっていません。為替は105~110円で当分の間推移すると同時に、恐る恐る110円に向けての円安になると考えます。本来なら円安を受けて日経平均や輸出関連株が強く上げておかしくないのでしょうが、決算発表やトランプ政権の通商政策への警戒モードから様子見姿勢が強いために円安評価の上げが生まれづらくなっています。しかし、これはのちの上げへの貯金と考えておきましょう。それにこれで良し。マザーズ指数も今日は下落していますが、日経レバレッジに代表される指数買いやETF買いや新興株買いなどの短期売買の動きから、腰を据えての中長期の個別株選別株物色が起きる必要があります。その流れに徐々に水面下で移行しつつあると考えるなら、先物や新興株の換金売りや持ち高解消の売りで日経平均などの頭が抑えられる中で、水面下で静かに個別株買いの動きが出て来ていると考えましょう。