6815 ユニデンHD(東1) 269円 +4円

6815 ユニデンHD(東1) 269円 +4円

25日線265円を回復したと判断して良いでしょう。ただしまだ4月高値273円を抜いていないから打診買い。来週以降に273円を抜いてから新規もナンピンも本格買い開始。また同社も、来週273円を抜きじりじりと這うように短い陽線を連続させるようなら、その時点で静かな強気買いを再開することにします。短い陽線を連続させてじわじわと300円台を回復するものと予想します。買い残は相変わらず558万株と過大。なれど11月の855万株からは整理されて3月以降も大きな変動はありません。しこりは300±20円に集中しています。320円以上で引け切るまでは、戻り売りで頭を抑えられる動きを強いられる考えます。ゆえにちまちまと当面は反転して行くと予想。そう考え、来週以降に273円抜けから連続陽線なら静かに強気買いに転換してみてください。PBR0.5倍でレシオは7倍。同社の過去の決算予想を見てみると、どちらかと言えば強気の予想を打ち出す傾向が強いから、今期もそんなに弱気の今期予想を発表することもないと考えます。ならば、このレシオ7倍やPBR0.5倍を見直し評価する買いが5月の決算発表後から静かに生まれると予想します。加えて同社の注目は決算発表とともにその後の株主総会です。ファンドなどが買いを入れて株主構成に変化が出て来るようなら、経営陣への強烈な圧力となり、豊富な財務に裏打ちされて、大幅な増配要求や株主還元策を講じることに追い込まれる可能性も生じます。いずれにしても、旧態依然とした経営体質の変革の時を同社は迎えていると思います。その変革こそが買いの材料になるはずです。また会社が成長や変革に意欲を見せ始めるようなら、一株純資産の450~500円に向けて株価は見直し評価の動きとなるはずです。過度な期待は今はせずに、そのようなこともあるくらいに考え、静々と買い場探しを。4/11(今後豊富な資産着目しファンド介入し経営改革要求も)3/14(金融庁の企業統治指針の改定案を受けてファンド株集めやMBOの可能性強まるかも)3/13(買い残整理一巡までもう少し・様々なプレッシャーを嫌がりMBO選択の可能性も)3/1(ファンドの介入で新陳代謝も・買い残に関し)2/27(ワンマン経営の会社・藤本会長のフジファンドの持ち株数は8%・ファンド介入の可能性)2/20(バランスシート/強靭な財務内容)2/17(新規買い推奨を開始・第3四半期・概況・自動車電装化IT化&IoT関連の注目企業・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①350~370円(レシオ10倍・17年高値371円)②430~450円(レシオ12倍・13年高値453円)③500~520円(一株純資産約500円・レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①520~550円(レシオ15倍)②600~620円(レシオ17倍)】。通期を確認後に再設定。SP。