2415 ヒューマン(JQ) 1896円 +95円

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第3四半期資料を。(1)決算概要・・・①売上→6%増の585億円ですべてのセグメントで増収を達成。②営業益→第2四半期までの減益から第3四半期で増益に転換。IT戦略推進のための費用や新商品開発向けの人件費等が増加したものの、増収でコスト増をリカバーしたと。③純益→19%増の8.9億円。内容ともに文句なしの概要。(2)セグメント別概要(人材関連事業)・・・売上5%増の331億円で営業益14%増4.8億円。人材派遣や人材紹介事業が好調。派遣は稼働スタッフ数も増加。業務受託事業は行政向けの就業支援事業が景気回復のために逆に案件数が減少して減収。しかし8%減の18億円の売上ゆえに大勢へ影響はなし。また営業益は10~12月期に1.2億円の大幅増を記録とのこと。文句なしの事業進捗状況。(3)セグメント別概要(教育)・・・同社の真骨頂。売上は国際人教育事業、保育事業、児童教育事業が好調。また主力の社会人教育事業も3%増の75億円と順調に拡大。全日制教育事業だけは3%減の45億円ですが、国際人教育事業が36%増、保育事業が27%増、児童教育事業が35%増と記録的な増収率ゆえに総合的に見れば文句なし満点の数字と内容。売上8%増167億円、営業益9%増7.3億円。これも10~12月期で2.1億円の増益を記録。(4)セグメント別概要(介護)・・・デイサービス0%増の38億円、グループホームが16%増の15億円、有料老人ホームが10%増6億円の売上と増収は文句なし。ただしまだ利益貢献までには至っていません。売上4%増72億円、営業益0.1億円。(5)その他・・・ネイル事業は競争激化で3%減の6億円、アリーナ事業は大阪エヴェッサのスポンサー収入なので5%増5億円、IT事業は1億円。売上7%増13億円で営業益は22%減0.7億円。これも利益貢献はまだ。(6)総括・・・新規事業に近い介護やその他の事業の利益貢献はまだなれど、人材と教育事業の二本柱が絶好調。しかも、これからもし賃金が上昇を始めると個人や企業の人材スキルアップが更に活発化するはず。安定的に業績拡大と考えて良いはずです。ゆえに今3月期予想が過度に保守的な数字になる心配も無し。強気の予想数字を公表すると考えています。昨日のド底値から日足陽線が1本たったにすぎません。しかも出来高が少ないから、小口売りで値を消すことも警戒して明日以降陽線を連続して静かに強気買い再開とします。昨日のコメントを。