7607 進和(東1) 2276円 +2円

7607 進和(東1) 2276円 +2円

同社はエンジニアリング商社でもありますがエンジニアリングメーカーでもあります。つまりダイトロンと同じで製販一体型の企業です。本日第2四半期を発表。売上2%増262億円、営業益2%増18.5億円、経常2%増18.4億円、純益7%増12.7億円、一株純益99円で着地。第1四半期が前期比減益でのスタート(営業益は7%減、経常は13%減、純益4%減)ですから、この第2四半期期間(12~2月)で挽回したことになります。この第2四半期期間(12~2月)の営業益は12.3億円、経常12.4億円、純益8.5億円です。期初の予想の営業益19.7億円、経常20.2億円、純益13.6億円からは未達の下方で着地とはなったこのの、第2四半期期間の挽回を大いに評価して文句なしの合格点を付与して良いと考えます。ならば、8月通期予想の売上7%増550億円、営業益5%増38.5億円、経常8%増39.5億円、純益6%増26.5億円、一株純益205円の達成を確実視して良いとも考えます。配当は62円の予定。一株純資産は1750円。セグメント状況は・・・・・①日本→日系の自動車メーカーや部品メーカー向けの生産設備の売上は減少したものの、溶接機や塗装ロボットなどの売上は好調。売上1%増210億円、セグメント益3%増15.7億円。②米国→前期にあった新車種生産ライン溶接設備などの大型案件が剥落して売上29%減17億円、セグメント益14%減0.5億円。③東南アジア→タイの日系自動車メーカー向けに溶接ロボットは売上減。マレーシア向けの溶接機や塗装ロボットは増収。売上2%増16億円、セグメント益6%減1.3億円。④中国→日系自動車向けの新設ラインの生産指示システムや機械メーカー向けに射出成形機部品が好調。売上37%増12億円、セグメント益3.3倍の0.7億円。⑤感想→海外事業はまだら模様で業績安定したいないものの、主力の国内事業が堅調ゆえにそれを評価して合格点とします。売掛金も期末の121億円から122億円とまずまずの水準を維持しています。株価は1月年初2882円から十分に下げて3月安値は2030円。買い推奨を開始します。打診買い。もし明日第2四半期の予想から未達を理由に叩くうようなら3月安値2030円に向けて強気買いとします。また200日線2350円を抜くようなら静かにゆっくりと1月高値2882円にトライ開始と考え、そこも強気買いとします。ただし、ど閑散。しかしそれでもあえて買い推奨します。目標株価Ⅰ【短期目標①2400~2450円(週足完全陽転・25週線・レシオ12倍)②2600~2650円(レシオ13倍)③2850~2900円(レシオ14倍・1月年初来高値2882円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2900円(レシオ14倍強)②3050~3100円(レシオ15倍)】とします。SP。