6785 鈴木(東1) 1072円 +21円

6785 鈴木(東1) 1072円 +21円

ここにもTスマートやエノモトと同じ理由で株価が大幅安している株がありました。同社株です。2月に同社も第三者割当の新株予約権を発行しました。同社の相手は野村証券。当初の行使価格は1346円でした。しかしTスマートと同じく下限行使価格を943円に設定したために、有利な条件で転換行使しようとする思惑もあり、株価は下げ続けていました。そしてTスタートと同じく下限更新に接近した1000円前後で下値を確認しようとしているということになります。では第2四半期はというとすでにコメントした通り、文句なし絶好調で着地済みです。第2四半期の資料を読むと・・・・・(1)損益状況→部品セグメントは電子部品コネクタがスマホ向けに需要拡大し、自動車電装品向けにも堅調。機械器具セグメントも自動機器が堅調とコメント。売上24億円増の138億円、総利益5.6億円増の22.8億円、営業益5.4億円増の13.7億円、経常7.9億円増の14.2億円、純益5.6億円増の8.6億円。文句なし。注目は売上総利益の増益分と営業益の増益分がほぼ同じという点です。つまり、コスト管理能力が高いことを意味しています。満点の第2四半期でした。6月通期予想は売上269億円、営業益19%増20.5億円、経常24%増20.9億円、純益24%増11.4億円、一株純益92円の予想です。もし仮に受注が一時的に減速していたとしても、この予想の達成は確実。1~3月に減速しなければコスト管理能力が高いのですから上方修正の可能性が大となります。そして多分第3四半期発表で上方修正期待が浮上すると予想します。この1000~1100円は新規もナンピンも一旦は強気買いしておいて損はないポイントと考え、明日はこのまま一旦強気買いとします。新株予約権の転換行使を横目で見ながらゆえに当面はゆっくりとゆっくると週足の完全陽転1200円回復に向かい、第3四半期確認後に一気に2月年初高値1428円を更新すると予想します。3/8(押したでの目標修正)3/1(目標修正)2/20(目標修正・慎重な投資スタンスに転換は1650円前後からを予想)2/15(目標修正)2/13(第2四半期上方修正着地し通期上方修正発表・概況・セグメント状況・目標修正)11/13(目標修正)11/11(スタートダッシュ成功第1四半期・概況・セグメント状況・目標再設定)8/25(目標修正)8/24(目標修正)8/15(増益転換した前期・保守的ながらも上々の今期予想・概況・セグメント状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1400~1450円(2月高値1428円・今期EPS105円予想しレシオ14倍)②1550円(今期EPS105円予想しレシオ15倍)③1650~1700円(今期EPS105円予想しレシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1700円(今期EPS105円予想しレシオ16倍)②1800円(今期EPS105円予想しレシオ17倍)】は更に深押しで修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1200円(週足完全陽転・レシオ13倍)②1300~1330円(レシオ14倍強)③1400~1450円(レシオ15倍強・2月高値1428円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1450~1550円(レシオ17倍)②1650~1700円(レシオ18倍)】とし、第3四半期確認後に再設定するものとします(好調なら元の強気に修正します)。SP。