5702 大紀アルミ（東１） 735円 ＋28円
すでに3月通期は上方修正済みです。上方修正発表して瞬間840円（3/20）まで上昇したものの日経平均暴落で台無し。問題は今期予想です。銅ほどではないにせよ、アルミ（同社の場合は再生アルミ地金）の需要は今期も底堅く推移すると考えます。また、アルミ精錬に関して重要な要素でもある電力料金も落ち着いているために、急激なコスト増から大幅減益になることもないでしょう。ただし、貿易摩擦を理由にして今期予想を保守的に発表する可能性もありますから、その点は注意する必要があると考えます。ただしそれは3月高値840円を抜くかそれ前後での話。今のレシオは6.6倍でＰＢＲも1倍に過ぎないために、800円以下のこの場面は一旦は強気しておいて良い値位置と考えて、新規もナンピンもこのまま一旦は強気買いとします。レシオが6倍ですから下値は限定的なはずです。25日線745円を抜きかけていますが、200日線775円と大商いの3/20の寄り値781円を抜き出すと840円を更新にじりじりと向かうと予想します。840円を決算発表前に抜くようなら、その時は発表確認するまで一旦慎重な投資姿勢に転じて通期予想を確認するようにして下さい。3/31（通期上方修正済み・概況・目標設定）5/13（通期・概況・目標再設定）4/24（前期上方修正発表・目標設定）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①850～880円（25週線回復・レシオ8倍）②980～1000円（レシオ9倍・17年高値965円更新）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1000～1100円（レシオ10倍）】。通期決算発表を確認して再設定（今期予想がわずかでも増益予想なら強気に再設定する予定）。ＳＰ。